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医学生の恋愛事情

今回はかなり俗物的な記事を医学部というテーマの下で語ろうと思って、医学生の恋愛事情を語っていきたいと思います。
ぶっちゃけ医学生ってモテると思いますか? それともモテないと思いますか? まあそんなとこを赤裸々に語っていきたいと思います。

結論から言ってしまうと、医学生という肩書は「モテる」という基準では一般的な高学歴という肩書とあんまり変わらない気がする、というのが私の考えです。

では、その辺を詳しく掘り下げます。今回のお品書きは①ただの高学歴と思う理由②実際のモテ事情③実際の交際の様子、この三本立てで行きます。
注意として、今回は「医学部医学科」いわゆる卒業すれば医師国家試験を受けれる枠組みの学生の話をします。「医学部看護学科」や「医学部保健学科」などは対象外となりますので、ご了承ください。あと、あくまで主観なのでそれもご愛嬌ということで。

①ただの高学歴と思う理由
当たり前ですが、別に医学部だからと言って、もう既に何かを成したわけでもなければ、特別な人間ということはないです。
ほとんどが医者になるという面では、収入だったり社会的地位だったりで将来が有望なのかもしれないですが、それは法学部に通っている学生が弁護士になれるかもしれないのと同じレベルだと思っています。
言わば、高学歴なら誰しも持っている将来性なので、一般的な高学歴と医学部在籍にそんなに差はないので、医学部生だから特別モテる、またはモテないということはないと思います。

強いて言えば、高学歴内で起こる序列に巻き込まれにくいというのはあるかもしれません。例えば、東北大学の理系と東京慈恵会医科大学の医学部どっちのほうが高学歴的な意味でモテそう? と言われる、結構わからなくないですか? 文系も理系も持っている総合大学で医学部を持っている大学って、国公立と一部の私立(慶応義塾大学・日本大学・帝京大学・東海大学・
杏林大学あたり)だけなんですよね。他にも岩手医科大学や昭和大学のような総合大学もありますが、この辺は医療系が中心の総合大学なのでやっぱり高学歴として、どの位置にいるのかわかりづらいですよね。

②実際のモテ事情
これは①という結論を出した理由にもなるんですが、実際に同級生・先輩後輩たちの恋模様を見てみると、医学部生がモテるというシチュエーションは限りなく少ないんですよ。
どういうことか? そもそも医学部生の生活環をみるとわかります。
医学部生って無駄に忙しいんですよね。早ければ1年生の前期で遅くても2年生で一般教養と言われる教科が終わり、その後は医療系の専門科目が始まります。すると、すべての授業が必修となるので、真面目に授業を受けていると遊ぶ時間は土日と平日の17時以降になります。そこにも大学のサークル活動が入ってきますから、一般的なキャンパスライフとはかなり違う日々になります。
つまり、一般的な医学部生の生活環では、基本的に出会うのは他の医学部生なんです。バイトだったりイベントへの参加だったりをしないと、医学部生じゃない人には出会わない。そうなれば、生活環で出会う人々はみな「医学部生」という肩書を持っているので、その肩書が意味を持たない。

じゃあ。結局のところの医学部生の恋愛はどうなるか?
医学部以外のコミュニティを持たない人々は医学部生同士で恋愛をする。となれば、結局イケメン・美女・性格が良い・運動できる・成績がいい、そんな人たちがモテます。
医学部以外のコミュニティを持っている人はモテまくりか? と言えば、あんまりそれも聞かないですね。理由は簡単で生活環が合わないからじゃないでしょうか。他の大学生が時間のある平日の午後や下手したら全休の1日が一緒に享受できない。それではすれ違ってばかりで上手くいかない。
一応、例外として、同じキャンパス内に他の医療系学部がある場合はそこの学生にモテる医学部生は一定数はいるようです。完全に同じカリキュラムではなくても、忙しさに理解があるために精神的なすれ違いが少なく、そのおかげでモテるみたいですね。

③実際の交際の様子
ここは②をさらに深掘りした話なるのですが、医学部内恋愛をした場合・医学部以外でのコミュニティで恋愛した場合・医学部周辺コミュニティで恋愛した場合の3パターンをあるあるとして語りたいと思います。

Ⓐ医学部内恋愛
大きく分けて2つあると思っていて、1つは学年内恋愛で、もう1つが学部内恋愛(先輩後輩)で付き合う、ですね。まあ分けたはいいですが、大差はないですね笑
ただやっぱり学年内恋愛はいろいろ問題を抱えてる感はある気がします。具体的には、どの医学部の1つの学年は100人前後で、全員が必修で同じ教室にいるわけですからコミュニティが異常に狭い。だから、簡単に噂になりますし、そんな狭いコミュニティで恋愛ゴシップは数少ない話題になりうるわけでそこがいろいろ問題を生みますね笑 あとはまあそんな狭いコミュニティで別れたあとも……って感じですね笑
先輩後輩で付き合うのも医学部独自(正しくは薬学部や歯学部でも)の問題がある気がします。それが学年差の問題ですね。サークル内に1-6年生がいるわけで、1年生からみた5や6年生ってすごく大きくて、かっこいいんですよね。そうなると、本来の魅力より先輩補正がかかる。逆もしかりで、後輩が可愛い補正がかかるので、そういう補正が乗った状態で付き合い始めるというのもなんらかのリスクがありそうでした。

Ⓑ医学部外恋愛
このパターンってすごく母数が少ない気がするんですよね。正しくは、認知できる期間が短いというか。先ほども書いたように、医学部などの医療系の学生と一般に連想される大学生活を送っている同年代の大学生は生活環が違い過ぎてすれ違いが多くて、長続きしない。
逆に長続きしてる例を考えると、大学入学前から付き合っているまたはお互いをよく知っているパターン。あと意外といたなーってイメージがあるのは社会人とお付き合いしてるパターン。この2つのパターンは長く続くイメージがありますね。

Ⓒ医学部周辺で恋愛
これも大きく分けると、他大学の医学部生と付き合うパターンと同大学の他の医療系学部と付き合うパターンに分けれます。同大の文系と付き合うとかは実質Ⓑと同じなので割愛。
他大学の医学部生はすごくピンキリ感がありましたね。お互いに忙しいのに理解があるのはいいことなんですが、テストの日程とかが違うと忙しい日々の中で特に忙しい期間が異なってきちゃって、すれ違いまくる。そこを理解度と愛の深さ(笑)で乗り越えれる人々は長くなりますし、そうじゃないと結局は短い感じでした。
同大学の他医療系のパターンは私の周りにはあんまりいなかったのですが、数少ない感じを見ると、どこも医学部側にどこまでそうじゃない側が合わせられるかって感じに見えました。忙しさに理解があるがゆえにそういう(あくまで主観ですが)嫌な上下関係が明確にあるような感じがして、あんまり見ている分にはそれは健全なのかな?と思うとこがありましたね。

最後に、医学部の人と恋愛的に知り合いたいって思う人へのメッセージなんですが、(いるのか?っていう前提は飛ばして笑)
まずは別に医学部と一般的な高学歴は大学生としてはあんまり差がないです。別に特別賢いわけでもないですし、高学歴の大学生は何かしら理解が深い学術的な分野があって、それが医学なのが医学部生ってだけです。
またマッチングアプリや街コンなどで出会える医学部生は、私生活に余裕があるタイプの医学部生で、一般的に想起される医学部生徒は違って特殊例であるということもお伝えしたいですね。
あと、もしも付き合うってことも考えるなら、日々のすれ違いは覚悟した方がいいと思いますね。忙しいは忙しいですし、でも医学部生だから浮気しないわけでもないので、その忙しいの中に勉強以外の忙しいも紛れ込む可能性があるわけで、まあそこは慎重になった方がいいのかなって。

そんな感じで、医学部生活を思い出しながら書いてみました。思ったよりも長くなってしまったので、クソ駄文ですが、まあ医学部生の俗物的な部分ってこんな感じっていうのをまとめられたのはなんかすっきりしました笑

写真:橙の花

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