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どのタイムラインを選ぶか〜ポジティブ列車とネガティブ列車にとらわれない

フィールドを毎瞬、色とりどりにクリエイトする皆さま、こんにちは。

tobari-moonこと戸張碧月です。

こちらでは、不思議な事が起こる理由を知りたくて、スピリチュアル、精神世界に入り、納得したり、迷走したり、素晴らしい出会いや体験をしながらも、死ぬ程の怖い体験もし、なんとか生き延びてきた体験からの、気づいた話を書かせていただいています。

同じような怖い思いをされたり、悩んでいる方に届いて、何かの参考になれば幸いです。

どのタイムラインに乗るか、どの列車に乗るかのお話について今日は、書いてみたいと思います。

タイムラインを選んで人が分かれていく時の様を、ポジティブ列車とネガティブ列車で例える話があります。

その列車に乗ったそれぞれの人は、本人の選択により分かれ始めていて、もうお互いが交わることがない位タイムラインが違い、離れていく、というもので、

ある本のメッセージをきっかけに、その話が2000年の頃から話題になり始め、2012年頃には更に具体的な話題となり、最近ではもっと具体的になり、

例えば、人によると人間関係や仕事場、住んでいるところが変わり、新しく出会う人とはどんどん出会い、もう終わりにしていい関係は絶対離れられないと思った関係でも終われる、という感じで良い方向に進み、逆もしかり、

ネガティブな思いを募らせた人はますます不幸になり、二つの列車はどんどん分かれているというものです。

(厳密には、ポジティブの比率、ネガティブの比率によって、細かい列車に分かれる)

楽しく生きることを選んだら、そういう人たちばかりの世界に行き、不平不満ばかり言っている人は不平不満ばかりの世界に行き、そのうち、それを選んで乗り込んだそれぞれの列車はお互い、その存在を見ることもない位、交わらなくなって、違う地球、次元の世界に移行するといわれる世界。


まあ、これを、

「自分が選んだ結果がそこにある」

とシンプルに考えればその通りの話です。


ところが、これがなかなかスピリチュアルの世界では強迫的になっていて、「その列車に乗れない人は全員魂まで消滅する」レベルにまで盛り上がっていた時期もありました。

いや、まだ、それを信じて怖い怖いと言っていたり、自分はポジティブ列車に乗れていないんじゃないか、と強迫的になったり、あの人はポジティブ列車には乗れていない、と選民意識を持ち、批判の中にいる人もいるようです。

心は、自由ですからいろいろ思う事はありますが、それで人を恐怖に陥れることは違うし、そこまで怖がることは何一つないと思うので、その辺りのことを書いてみたいと思います。

昔わたしは、知らない霊能者の方から
(すごい力があるというウワサの人で、ちまたでは有名な人らしかった)

知人を通して、

「これからわたしの浴びせる虹のシャワーを浴びていない全ての魂は消滅するので、わたしの虹のシャワーを浴びるために、わたしのところに来るよう伝えてあげなさい。」

と言われたとかで、わたしに話が来ました。


滅亡、、、

それも、ほとんどの魂が。。。

間に居た共通の知人を通して、知人共々わたしのことを心配してくれたらしいのです。

丁重にお断りしましたが、実はこの手の話はとても多く、(他の人からも何回もこの手の話を聞いたことがあります)それも割と皆、本気で信じていたり、その人たちにとっては、予言であったり、教祖の視えるビジョンであったり、いろんな根拠があり、
また、人のいい人が、本気で周りの人のことを助けたいと信じて行動したりするので、多くの人がこの手の話を信じて、巻き込まれています。

ニュースにこそ、出てないのですが、スピリチュアルの世界では、

「あなたそのままでは、死ぬよ」

って話、本当に本当に多いのです。

(実はわたしは未熟さ故に、この「死ぬ死ぬ祭り」に何度も引っかかり、ほんとに死にかけたり、死んだと思って、死ぬほど怖い体験を何度もしてきたので、知っているのです(TT))

いろいろな危険を察知、想定して、そうならないように気をつけましょう、ならわかりますが、

とにかくこの手の「祭り」の中では皆、わりと即、死ぬことになっています。

何なら、世界皆、もろとも死にます。。。

それならみんなで、何かしましょうよ、
みんなが幸せになるために、ならわかるのですが、、、。

とはいえ、理由や理屈を聞いていると、どんどん思い当たるふしがあり、どんどん不安になり、魂が消滅するのかもしれない、、、そんな気がしてくるものです。

何故なら、みんな自分を幸せにしたいし、自分の大切な存在に幸せになってほしいから、必死で話しているから。

発端はそこなのです。

だから、よかれと思って努力をしてしまうので、糸がこんがらがっていくのです。

でも、見えない世界の影響で、あなたは死ぬと言われて、対価も求められる。。。

ポジティブ列車も、ネガティブ列車も、みんなが幸せになる為の例えだったものが、どんどん加速して、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」みたいになっていて、天国に行くか、地獄に行くか、なんなら蹴落とすか、みたいな悲壮感に満ちています。

そこから脱出してきたわたしから言えるのは、怖い話をして、未来を限定した話を聞いた時は、怖くても軸を戻して、おかしい、と気づいて、不安だったとしても、早く離れて、しっかり生活して、元気になってください。

やめたり、離れたら不幸になるとか、死ぬとか言われますが、

やめて、離れてください。


人は、

失敗しないように生きていく。

間違えないように生きていく。


これに、執着することが、不幸の道を歩くことになるようです。

死ぬ、という話が物凄く当たり前に出てくる、スピリチュアルの世界のもう一つの問題に、
ゼロか100か、正解か、間違いか、と、問うところがあると思います。

例えば占い師に、未来を聞く、仕事について聞く、恋人について聞く、

霊能者に、因縁を視てもらう、因縁を絶ってもらう、相手の念を祓ってもらう、という時、

これは、あたってなくてもいいや、祓えてなくてもいいや、
だいたいならオッケー、と思って誰も頼みに行く人はいません。

藁にもすがる思いで行きますから。

ですから、占い師や霊能者の方のプレッシャーは、すごいものだとは思います。

100%の結果を未来永劫出し続けるなんて、無理なのに、それを求めてしまう。

こちらも勝手なものです(^^;

でも、わたしもどうにもならないことが起きた時、他にもう、道がないから、そこに答えを求めるし、そこにしか答えがないと思い、助けを求めました。

でも。

死ぬかという怖い体験を何度もしたので言えることは、

言う通りにしないと死ぬ、

そんなふうに言われたら怖いですが、そんなことでは、死なないことを覚えておくことが大事です。


必ず、その先に、何か道なり、方法なりがあります。

出てきます。

きっかけは、スピリチュアルや、霊能者、占い師の手をかりて解決の方向に行くかもしれません。

でも、そのすぐ後は、みんなの中にそれを解決する力があるのです。

一つの人や力に、頼りきってしまわない。

今は大変で苦しくても、必ず突破する何かは自分に与えられると信じること。

それは、通りすがりの人の言葉が聞こえた時に、答えが入っているかもしれない。

本屋でパッと目に入ったタイトルが答えかもしれない。

誰かの何気ない一言が、人生の舵を切り替えるきっかけになることもある。

たいそうなことではなかったりするのです。

人生の解決の最初のきっかけは。

ただ、それを探したか、望んだか。

高みから、愛の視点で話をし、指針を見せてくれる素晴らしい霊能者の方は、たくさんおられます。

ただ、「力がある」と言われるものに、自分のパワーを依存させて、与え続けないでください。


自分の中に、乗り越えていく方法を見つける力はあります。

自分の中に、呼び方は様々でしょうが、神様や守護天使や、守護霊はいます。

自分の中から、自分の心の中から、です。

その結果、助けてくれる人が現れることもあるでしょう。

誰かのおかげや、何かのきっかけで変われた後は、そこに留まらないで、感謝して軽やかに次に進んでいきたいものです。

ある時、エントロピーの法則があるから、皆死んだ後誰も成仏なんかしないから、みんな地獄にいる、と突然、新興宗教に入った人にお葬式で聞かされた時の驚き。。。

おばあちゃ〜ん!地獄で苦しんでたの〜〜〜?

と、悲しかったですが、

人を恐がらせて、お金と引き換えにする存在とは関わらなければいいだけのこと。

愛のある状態も人も、

自分で選べます。

これをしないと死ぬ、魂から救われない、魂も消滅する、と言うけれど、

そこは冷静になってください。


(何度も別の人たちに、死ぬと言われて、その時はいろんなことがわからず、震えて泣いてきたのですが、その度、死にませんでした(TT))


それに、知らない世界が沢山本当にあるでしょうが、死んでみないことにはわからないし、

失敗ばかりだったとしても、愛を持って目の前のことに向き合って精一杯生きていく以上のことがあるでしょうか。


ポジティブ列車も、ネガティブ列車も、不幸な人の振り分けではなく、

ネガティブな、辛いことがあっても、感謝の心を保ち、
苦しいことがある中でも、生活の小さなことの中に幸せを感じることができることが、

ポジティブ列車に乗っている、ということなのです。

嫌なことが起こらなくなるのではないのです。


自分が、みんなが、幸せになる権利があることが、当たり前になるように、
動物の幸せに生きる権利が守られ、
自然と共に、笑顔で安心して暮らせるとしたら、何を選ぶだろう。何を選べばそうなっていけるだろう。

そんな視点を、どんな時でも持ち続けられたら、それが幸せの道ではないでしょうか。

ワクワク列車に乗れていないかも、と怖い想いをしている人も、自分が選べばいつでも乗れます。

また、今の自分を知ろうとすると、自分の気持ちを感じるようにすると、どんどん悩みの解決方法があらわれてきます。
(「自分勝手、得手勝手の自分らしさ」ではなく、「自分らしさ」に気づいて、感じていくと)

人や、本の言葉もありがたいし、助けられることが多いですが、その言葉に自分を縛らないように。。。(^^)

(自分にも言っている(^^))



今日も、元気を出して、生きましょう!


ありがとうございました。


今日も皆さまにとって、楽しい一日でありますように。



戸張碧月









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