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カニバリ is OK/068

発信の世界ではもはや定説なのだが、カニバリは気にしなくていい。(SEOは別だけど)
カニバリとは「共食い」という意味。ここでは「コンテンツの内容が被る」というニュアンスで使っている。つまり、同じテーマの内容を発信しても問題ないということ。

誰が名付けたか分からないが、コンテンツコンバートという仕事がある。Voicyの内容をメルマガに、YouTubeの内容をKindleに……のように変換(≒コンバート)するのだ。まさにカニバリ。

この代表格は堀江貴文さんだ。彼自身がYouTubeで言っていたのだが、堀江さんはもう何年も前から自分で本を書いていないらしい。インタビューすら受けていない。
YouTube、Voicy、メルマガ、セミナーなど、あらゆる発信をチェックしたライターが書籍に変換(≒コンバート)しているのだ。堀江さんは原液をつくるだけ。それを拡散するのは編集者(たとえば箕輪さんとか)やライターだ。

カニバリが問題ない理由はいくつかある。まず、自分が発信した内容を覚えている人は少ないから。次に、大事なことほど何度も言った方がいいから。最後に、「noteは読むけどVoicyは聴かない」のように、媒体ごとに視聴者が異なるから。

ただし注意点もある。それは、さすがに短期スパンで同じ内容を発信するのはイマイチという点だ。たとえばこのnoteの内容を、同日にⅩやVoicyで発信するのは微妙。全媒体チェックしてくれている人が飽きてしまうからだ。
いちばん大事にすべき人に飽きられるのは避けたい。だから、せめて1か月くらい期間を空けた方がいい。

まぁでも、とにかくカニバリ is OK。恐れるなかれ。

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