考えを書いていく

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多様性という言葉に感じる違和感

多様性とはそもそもなんだ? SNSを開くとよく目にする言葉、多様性。多くの活動家や主義を掲げる人々が重要なテーマとしているイメージが私にはある。それが悪だとは言わないしむしろ、色々なことが認められる社会は素晴らしいと思う。しかし、この言葉はあまりにも広義的ではないだろうか? 意味から見る多様性 多様性を単純に翻訳すると「diversity」となる。 高千穂大学高千穂学会出版の高千穂論叢にある 中村豊氏の「ダイバーシティ&インクルージョンの基本概念・歴史的変遷

    • バッドエンドこそ物語の原点だ。

      物語を読んでいてこう思ったことはないだろうか 「なんでこの話バッドエンドで終わらせたんだろう」言わんとしたいことはわかる。それに実際捻くれた書き手というのは往々にして存在するだろう。というか私もそうだ。しかしながら私は物語るということに一種の価値観を持っている。それは。 ただ幸せな終わりは物語にはならない。物語られるということは基本的に何か日常に乖離したり、どこか一瞥する何かが生まれているわけだ。ならば、バッドエンドというものにはある種の乖離した別世界があるとは思えないだ

    多様性という言葉に感じる違和感