父親しながらデジカもする

私は、デジモンカードゲーム（略：デジカ）をやっている、既婚者の父親

毎週日曜日には、家族には申し訳ないという気持ちMAXで、町のカードショップでデジカのバトル会に参加している。
本当に申し訳ない！

家を出るとき、「バイバイ！」と言って玄関を出る。
娘も「バァ～バァイ」と言って送ってくれるが　
顔がみるみる　”へ”　の字になり泣いてしまう。
心が痛いと思う反面、めちゃくちゃ可愛い。

仕事の時も、”へ”の字泣きを期待して、あえて「バイバイ！」をする日常を少し楽しんでいる。

私はカレンダー通りの休みなので、土曜日はガッツリ家族DAY！
父親をしながらデジカをしている。

そんなある時、使っているデッキを「フルパラ」にはまり始めた。
フルパラというのは【全部キラキラ！】という事。

だがしかし、最近のデジカは物凄く値段が高い。
値段もピンからキリ。最近では「希少レア」という物も出てきやがった。
コレクションに１枚入手するだけでも、コストが物凄くかかるのに
希少レア４枚をデッキにいれている猛者もSNSで見る。

正直、ドン引きしている反面　羨ましすぎる。

希少は無理でも、せめてパラレルに・・・！と
レアリティを下げても、環境カードの平均相場３千～１万越えがザラ。
しかもデジカは４枚積みで、デッキを構成するカードゲーム

趣味とはいえ、正直「ヤバイもんに手を出した」と思った事は数知れず
だが辞められない。

辞められない理由は色々ある。
デジモン世代でかつ、
TCGとしてのゲーム性も高い。

勝負に勝った時のアドレナリンは中毒そのもの！
また、自分が先読みし、思うようにゲームを運べた時の脳汁が止まらない。
回数を重ねるごとに、仲間もでき常連となる。

これはもう辞める事が難しい。

歳を重ねるごとに、友達が減ることはあっても
増えることはない。
デジカを始めて、この歳で友達が増える事に
凄く嬉しい。

ちなみにデジカを始めたのは
BT７　ハイブリッド実装環境

ST1の赤、青、黄が出た時からチェックはしていたが
どうせすぐ廃れるだろうと様子を見ていた。

だが、イラストが凄まじくこの世代に突き刺さる。
懐かしいデジモン達を見ているだけでもヤバイ
挙句には、クラシックコレクションという物が発売された。

これは、私が小学生の時にやっていたデジモンカード
（通称：旧デジカ）をイラストにし、新デジカとして
生まれ変わったのだ。

運営と私の勝負。
とうとう本気で決めにきやがった。
もう正直、やりたくてたまらない。
YouTubeのFANデジカを見てても辛い。

TCGをやる上で、誰もが通ったであろう
「誰かやらんかな？」が発動した。
そう、私一人でやっても何にも楽しくない。
コレクションだけで終わりたくない。
どうせやるなら、戦いたい！

この気持ちを抑えきれず

「そのとき、不思議な事がおこった」

親友が、デジカを始めた。

まぁ実際は
あ！ピッタリな人材が！
親友に猛アプローチをしまくっただけ。

犠牲になったのが、親友である。

彼も今や趣味になっている。
そんな私が、父親をしながらデジカをしている
日常を、これから気が向いたら残していこうと思った。