「好き」を形に残したい。

僕はよく、感想を書きます。
本、映画、舞台、ゲーム。
それぞれ専用のSNSにも投稿したり。

いちばんの理由は、
自分が内容をすぐ忘れてしまうので、
覚えているうちに記録を残しておこうということなんですが、
その次に
「これを読んで観たいと思ってくれる人がいたらいいなぁ」
という気持ちがあります。

だけれど、ネタバレは絶対にしたくない。
色んなモノを観たり読んだりすればするほど、
些細な情報からでも内容を想像してしまって、
いざ自分が目の当たりにしたときに、
「あぁ、やっぱりこういうことね」
となるものです。
僕は最近『アベンジャーズ/エンドゲーム』でその状態になりました(笑)

SNSが日常に定着した今、
ネタバレを回避するのは至難の技です。
見ないでおこう、見ないでおこうとしても
画面をスクロールしたときにふと目にしてしまうようなことがある。

だけども「人に勧めたい」という欲求をゼロにすることはできない。
だから僕は
「ネタバレなしで感想を書く」というルールを自分に課しています。

公式サイトなどで公表されている
あらすじや予告編に映るシーンはギリギリOKとします。
これがなかったらどんな作品かも伝わらなくなってしまうので・・・

あとはもう「熱意」です。
自分はこう思った、
こう感じた、
こう考えさせられた。
その想いだけで書くようにしています。

基本は自分のために書くものなので、
「このとき僕はこう思ったんだなぁ」
というのがわかるくらいでいいんです。

けれど時折、
お褒めの言葉をいただくことがあります。
「言いたかったことが全部書かれていた」
など、など。

その時は本当にありがたいし、
他の人たちも同じ作品を見て
色んなことを考えてくれるんだろうなぁと
うれしい気持ちになります。

現実世界で自分と全く同じ作品たちを見て
語り合えるような人たちはほとんどいません。
けれど、
ネットの向こうにはたくさんの同志がいる。

SNSはネタバレに出会いやすくするけれど、
同志にも出会いやすくしてくれます。

僕はネット上で、
同志と語り合っています。

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