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西洋占星術~恒星ノート~

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神話から恒星の意味を考えています。恒星占星術、ギリシャ神話、天文学からどのような色合いがみえてくるのかを考えたものです。自分自身で学んだこと、思いついたことの研究・忘備録です。 …
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2019年3月の記事一覧

恒星ノート~アンドロメダ座・カシオペア座・ケフェウス座・くじら座~

恒星ノート~アンドロメダ座・カシオペア座・ケフェウス座・くじら座~

アルフェラッツ・ミラク・シェダル・アルデミラン・メンカル

〇アンドロメダの物語

主な登場人物:アンドロメダ・王ケフェウス・王妃カシオペア・ペルセウス

エチオペアの王・ケフェウスには美しい王妃カシオペアと王女アンドロメダがいました。カシオペアは娘であるアンドロメダの美しさを自慢していました(自分の美しさも自慢したという説もある)。王妃カシオペアは「娘アンドロメダは海神ネーレウスの50人の娘たち

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恒星ノート~ペルセウス座・ペガスス座~

恒星ノート~ペルセウス座・ペガスス座~

ミルファク・カプルス・アルゴル・マルカブ・シャアト

〇ペルセウスの物語

主な登場キャラクター:ダナエ・ゼウス・ペルセウス・アンドロメダ

アルゴスの王アクリシオスにはダナエという美しい娘がいた。「ダナエの生む男の子に殺される」という信託を受けた王は、娘のダナエに男がちかづかないように青銅の塔にダナエを閉じ込めた。一人の老婆に見張らせることまでする徹底ぶり。そのようすを天から見ていたのが全能の神

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ギリシャ神話を読んでみませんか?

ギリシャ神話を読んでみませんか?

ギリシャ神話ってたくさん話があって、なんだかとっつきにくそうって思っていませんか?そもそも、登場人物が多すぎてよくわからないよという方が多いようです。

ギリシャ神話に出てくる神はとても人間的です。狡猾な罠を仕掛けたりどす黒い感情を爆発させる場面もあって、ギリシャ神話はおもしろいこばなしの宝庫です。

少しずつ読んでいくと、話と話をつなげていくことができます。そして、どんどんと話のイメージがふくら

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西洋占星術では春分の日は一年のはじまり。春分の日のホロスコープは一年の流れを示します。このタイミングで初ノート完成!

恒星占星術にはまっています。小さい頃からギリシャ神話の本を読み漁っていました。ひさしぶりにギリシャ神話にもどってきました。神話の理解にくもんの星座カードがおすすめ。

恒星ノート~牡羊座・りゅう座・はと座・りゅうこつ座~

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ハマル・トゥバン・ファクト・カノープス

○おひつじ座・りゅう座の物語

主な登場キャラクター:アタマス王、プリクソス、ヘレ

ギリシャの中部の国のアタマス王には、ニンフ(精霊)の妻ネペレがいました。妻との間にプリクソスという息子とヘレという娘がいました。ところが、妖精である妻は神々の世界へ帰らなければならなくてはならなかったのです。アタマス王はイオを後妻として迎えます。イオは2人の子を産むと、先

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参考文献

「星座カード」監修 村山定男   写真 藤井旭   くもん出版

「星座のはなし」監修 永田美絵  写真 八坂康磨  宝島社

「ギリシャ神話シンボル辞典」ソニア・ダルトゥ著、武藤剛史訳

「ヴィーナスの片思い」視覚デザイン研究所 編 

図説「ギリシャ神話」  神々の世界編・英雄たちの世界編

松島道也・岡部紘三著 河出書房新刊

「神託のタロット」   鏡リュウジ監訳・ジュリエット=シャーマン

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