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一生ときめいていたい

「もう十分いい歳だから。」

「ちゃんとおばちゃんなんだから。」

呪いのことばのように、私に突き刺さる。

年齢はいつもごまかして。娘たちにさえ、本当の年齢は言わずにきた。
最近では娘たちも、なんとなく察してくれている。

年齢を言っちゃうと、それに相応しい見た目になりそうで、極力考えないようにしている。

長女とは友達のように出かける。お店では姉妹に間違われることもあった。

そんな私も、最近はさすがに年齢を感じることも多い。

顔に体に衰えを感じる。

それでも人から言われると、なんだかなと思う。

病は気から。

老いは気持ちから。

若々しさってなんだろって考えてみた。

きっとキラキラしたもの。

生き甲斐があって、毎日楽しいに溢れていること。

私の楽しみってなんだろ。

全く趣味のない私。

音楽を聴いたり、ドラマや映画を観るのは好き。

ハッピーエンドな話がいい。

ストーリーに自己投影して、キュンキュンできるもの。

最近は、主人公との歳の差に、なかなか入りこめないでいる。

それかと言って、同世代の恋愛ものは、見たいとは思わない。

きっと恋する細胞が減ってきているんだろう。

ただ、日々を輝かせてくれる推しがあればいいなと思う。

アニメや芸能人でも没頭できる趣味でもいい。

何かを推したい。

今までの経験からも、ときめきやキュンは若返りの効果があるのは間違いない。

まだときめく気持ちをなくしたくない。

いくつになっても、かわいい女でいたい。

誰になんと言われようと。

かわいいおばあちゃんになるのが目標。


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