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業務日誌(2022.01.16)

明らかにキャンセルが増えてきた。
オミクロン株による感染者増加が原因。
県民割キャンペーンも停止。
マイナス要因のオンパレードだ。

ブルーカラー層に支えられてる当ホテルは、
正月明けこそ稼働は落ちるが、
世間が動き出すと同時に稼働もそこそこ6割台半ばをキープ。

だが1月後半は厳しい予測に。
工場に向かわざるを得ない固定層は盤石だが、
週1での出張がメインの層にキャンセルが出始めているのだ。
大手企業になればなるほど、「感染」には敏感になる。
出張停止のお達しが出れば、従わざるを得ない。
デルタ株の❝ 終息 ❞で、週末のカップル、スポーツ大会系のファミリー層が
息を吹き返してきただけに、オミクロン株の流行は痛い。

県民割キャンペーンもなんだかんだ新規客を運んでくれた。
当ホテルのスタッフはGotoトラベルの煩雑さに、
公的キャンペーンに拒否反応が激しいのだが、
今回の県民割はフローチャートを用意し、
年配スタッフには身振り手振り、教えた。
文句を言いつつも、やるべきことをやってくれるのは有難いのだ。

マイナス基調とはいえ、手をこまねいていては近い将来が危うい。
料金を下げればよいとは考えていない。
連泊需要が高い為、あえて「固定料金」で通してきた。
このホテルに転じてまもなく1年が経過しようとしている。
OTAまわりは改修を重ねてきた。
宿泊プラン、プランテキスト、写真の入替、ホテル情報の更新、
メルマガ(R-mail定期配信)、SNS(インスタ更新)、
口コミ倍以上返し等々。
昨年11月、12月でじゃらんの比率が上がったのは正直嬉しかった。
カップル利用、新規客のリピート、固定客と共に増やしていかなければ
いけない層が伸びたのだ。
ここで自社比率をドンと上げたい誘惑にかられるが、
まだまだその段階ではない。
まずはOTAからのリピート⇒固定客化でOK。

販売面はこんなところだが、困ったことにベテランパートさんが
体調面から退職し、定数マイナス1の状態。
多少、無理が生じている。
求人は某R社のTWに2度目の掲載が開始されるが、
求人は人目についてナンボの世界。
Indeedはもちろんのこと、
他にも無料媒体を選定し、目下入稿作業中。
人を入れないと自分がキツイのだ。(本音)

前職で培ってきたこと、経験したことを実行に移す。
転職した意味を実感している。
独立・単館ホテルなので前職のようにKPIのプレッシャーは皆無だが、
自分なりの数値目標は常に念頭にいれながら業務を遂行。
2021年は2019年比83%、2018年比80%の結果。

オミクロン株は脅威であるが、
マイナス要因をいかにしてプラスに持っていくかがホテル稼業のやりがい。
ありきたりだが、思ったことを実行に移し、試行錯誤を重ねていく他ない。





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