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Looking back 2022②。

去年はこういう振り返りさえする気力がなくて、ほんとうに生きる力というか、ゲームでいうHP(よく知らないんですけど^^;)か、あれがどんどん減っていっている感じでした。リセットボタン押したくてもリセットしようもない、みたいな。

新しいものにも疎くなり、とにかく出会いがないなあ、なんて思っていたところに、長屋さんがやってきた。今年は緑黄色社会をよく聴いていました。なかなか「バンドじゃん」って感じの人たちが減ってきた中、彼らは見事にバンド感満載だった。前のエントリで書いている通り、僕自身がバンドってなんだっけ、みたいになっていた時期でもあったので、ああそうそうこの感じ、というのを強く思いました。運よくチケットが取れて、福岡公演を見に行ったんですけど、驚いたのは長屋さんがけっこう長く想いを語ったこと。ああ、この人は自分のいいたいことありきで音楽をやっている。それは僕らの世代的というか、もちろんまったく想いも狙いも違うかもしれないけどきわめて共感しやすかったし、足の引っ張り合いなこのご時世に、負けないメンタルというか、強い意志を感じて、とってもいいなと思いました。またメンバーがそれをアクにすることなく見事に音楽に昇華しているところに感心。peppeさんのコーラス超お気に入りです^ ^。緑黄色社会好きな人は何を気に入って聴いているのかとかほかの人のことを探ったことがないのでわからないんですけど、僕は長屋さんの言葉選びがとっても気に入っています。とても等身大なところもあるし、教科書を読んでいてマーカーで線弾いたような言葉を取り込むセンスというか、その持っていき方に感心します。
来年も見れるといいなあ。

4月のCharさん、5月の緑黄色社会、6月の山弦、7月に杉山さん、8月達郎さん…見に行ったライヴが5本。大御所を見る機会に恵まれましたね^^

新しいアルバムは、緑黄色社会のActor、達郎さんのsoftly、拓郎さんのあー面白かった、CharさんのLive1976、で年末に届いたニールヤングのハーベスト50周年盤と言葉狩りから復活した「今はまだ人生を語らず」。あとはもうひたすら古い音楽ばかり聴いていました。ルーツに帰りたがる時は大概病んでる時ですね。ほんとうに自分の中から言葉が消えていく感じがありました。ようやく少し戻って来た気がします。

もうひとつ。今年は本当に久しぶりにCharファンの集まりに参加することができました。9月に福岡博多西新Jamltoで行われた「茶会」^^。これで書くと、お茶をやっている方がアクセスされるので…紛らわしくてすみません^^;あいにくの台風当日で、対バンしても純粋に演奏だけを堪能するという最近の若者のバンドみたいな感じになりましたが(笑)、それぞれのバンドの狙いというか、それぞれのCharの感じを楽しむことができました。僕は雨に負けてマイアンプの持ち込みをためらったばかりに現場のツインに耳飛ばされたのが悔いの残る思い出。まあそれも久しぶりのことで、ライヴ勘の鈍っている証明ですね。またできるといいなあ。関係者のみなさん、企画のY氏、お世話になりました。さあ、次回はいよいよ?機材編(笑)。

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