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Flying Teapot TUBE FEEDER。

年末になって…11月だったかな?リリースされたFlying Teapotの新製品、Tube Feeder。正式リリースに先行してプロトタイプが出たんですが、迷うことなく速攻オーダー。なんとシリアルナンバー003をゲット。フランソワーズアルヌール!って思う人は僕よりきっと年上です(笑)

Flying Teapotとの出会いは何と言っても「オメガドライヴ」。あまりの衝撃に速攻杉山さんにメールして(笑)以来サイン入りで愛用しておりますが。

杉山清貴とオメガドライブ^ ^

このブースターはやっぱり真空管アンプで威力を発揮する気がします。そう、ぼくの悩みの種はRoland JC。好きなんですけどね。好かれている気がしない(泣)。どうやってJCで納得いく音を出せるかで試行錯誤しています。

どんな会場のどんなアンプでも自分の音が瞬時に出せるというのに長年憧れてきましたが、へなちょこアマチュアでは好きなアンプで自分の好きな音を出すくらいが関の山です。まあ経験値はそういった人の百分の一以下だろうし(推定)、そもそも「いい音」の基準がかなり偏っている(汗)ので、なかなかね、人にも説明できないし、自分でも作れないんです。

ただ時間を経るにつれ、必須アイテムは「真空管」だということは自覚してきました。そこで。タイバンライヴがふつうのアマチュアバンドは立ち止まる。マイアンプの持ち込み。音作り的には圧倒的に早い(はずだ)けど、ステージ上のあれこれとか、会場のサイズとか、いろいろ気になるし、さらに寄る年波で重い真空管アンプを運ぶのが…^^;

MAXONのROD880に出会って以来、真空管のボトムの「どんっ」とくる感じが自分にとっては大事なんだなと思い、コピーキャットも含めてチューブプリアンプ、というのをずっと試してきました。僕の基準はコピーキャットのプリアンプなので大きく歪まなくてもいいんです。補正できればいい。ただ、アンプが何かによって歪みの量は変わるからゲインの幅はないよりあった方がいい。これにドンピシャと思えたのがTube Feederでした。

今回Flying Teapotさんは12AX7と12AU7という二種類の真空管でやや歪むのとあまり歪まないバージョンをリリースされています。コピーキャットは12AX7だったかなと思ってこっちを選択。予想通りにゲイン低めでボリューム上げると自分の好みの音になっていきます。Charさんがよく「歪んでいるのにクリア」っていう言い方するけど、僕の解釈は「歪んでないけど太いギリ歪んでない感じ」です。

今回これで生き返ったというか、初めて使えると思ったのがMATCHBOXというMOOERというブランドのプリアンプ。DC-30をシミュレートしてるっていうことで買ったんだけど、試してみてチューブなしでDC-30の音はさすがに無理だと思いました。もうね、巷にあふれてるマッチレスシミュレートは本当にたくさん試して、その度にうーんって感じになって。まあどこをそう感じるかっていうのは人それぞれだからわかりませんけど、僕の場合は低音なんです。ぶりぶりいう感じをどうやって出すか。Tube Feeder→MATCHBOXで出すと、EQのかかりがものすごく幅広くなる。まあ低音的にはDC-30というよりスーパーチーフ的なぶりぶり感ですけど…とはいえ単品では絶対に出なかったレンジで、よかったじゃん的な^^

003と013の組み合わせ。

アンプ直で出せればとか、マルチで出せればとか、ほんとうに上手かったらなあと思う瞬間ですけど、久しぶりにライヴ前にあれこれ試行錯誤していて、これもまたライヴやれる楽しみだったっけ、なんて思っています。ともあれ、Flying TeapotのTube Feederはおススメです!



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