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Before Debut#3 with N.S.P.

N.S.P.ライブ 僕らはごきげん

エレックレコードに始まり、76年のデビューまで、Charさんはいろんなアーティストのバックアップメンバーをつとめています。

僕が個人的に「!!」という感じになったのは、ガロのバックメンバーのオーディションを受けたという話。これはボーカルさんにもマークさんにも聞きました。「Charがオーディション受けに来たんだけど、うますぎるんでやめてもらった^^」…納得^^。

そのバックメンバー時代の集大成というか最後期が、N.S.P.の作品への参加。スタジオ盤はもちろん、ライヴツアーのバックメンバーとして参加した音源がレコード化されています。それが75年12月リリースの「僕らはごきげん」。

残念ながらCD単体としては未発売。豪華BOXセットでのみ販売されています。

盟友佐藤準、古田たかし両氏とでツアーに参加したCharさん、天野さんはじめNSPメンバーの太っ腹なところはこの帯にもある「豪華写真集」にそのまま登場しているところ^^。そしてデビュー前のCharさんのギターの写真が出てくる貴重なアルバムです。

抱えているのはヤマハNSPモデル。指板にNSPのインレイが。L-53ベースですね。
準さんと件のレスポールデラックス。
若い^^
ステージそでに見える白いムスタング。
天野さんの後ろにムスタングの影。

N.S.P.はもともとNew Sadistic Pinkというくらいで?ロックバンドだったのがたまたまフォーク調でデビューすることに…という話を聞いたことがありますが、このアルバムでも登場しているこのサンバーストストラト、70年代にずっと天野さんは弾いていたと思います。

そのロック好きな所というか、有名な「コンクリートの壁にはさまれて」も、「ユーライアヒープみたいに」というリクエストでああいう感じにしたという話がありますが、「NSP II」に入っているスタジオテイクよりもこちらのライヴ盤の方がCharっぽい演奏…スタジオテイクには入っていないムスタングのアームプレイがブレイクのところで入っています。これだけでもCharファンは楽しめますね^^

アンプはヤマハのJシリーズのようですが…85?

ペダルがひとつ。これはMXRのPhase 90のようですね。

レスポールデラックスとテーブル?の上に置かれたPhase90と思わしきペダル。

ケーブルはなぜY字なのか?ヤマハのアンプに詳しい方、情報お待ちしております。ヤマハ系のひとは、ほかにも浜田良美や山崎ハコらの名前がよく登場しますが、これは例の萩原さんのつながりだったようですね。

こうして、いよいよデビューの年、1976年へ。

Special Thanks:
Mr. Asahi
Mr. Hirai
Mr. AndxEndx

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