見出し画像

ふきのとうファン集まれ!

トランジスタラジオを手に入れた77年、10歳の年が音楽のスタート地点でした。

「歩きつかあれて立ち止まり 振り向き振り向ききたけえれえど」
繰り返されるこのフレーズと「あ」「え」「え」で回るこぶし?あれが最初に耳に残ったポップス。風来坊。

ギターを少ーし弾けるようになった中3の頃、スリーフィンガーを教えてくれた友人のSくんが「ふきのとうがいいんだよー」って激推しで。高校に入ったらオリジナルを歌う隣町のTくんがベスト盤を貸してくれて。順調にふきのとうにハマって行ったわけです。

大学時代に一枚ずつアルバムを集めて行き、せっせとコンサートに通い。武道館も経験して。バンドも好きでしたが、やはり2人だけで演奏される謹賀新年コンサートが好きでした。ファンクラブに入ってなかったので二階席がやっと。今はなき九段会館。競争率が高くて2回しかチケットが取れなかった。その後大分に帰って来て、3年目。残念ながらふきのとうは終わってしまいました。最後のツアー、農業会館でお約束のMCに笑って。

そうしてふきのとうが終わって。21世紀になった頃だったかな。山木さんのライヴでオープニングアクトをやらないか、という話をいただきました。最初は大塚東洋さんと、その次はやっちゃり。山木さんのOAは3回か4回やらせてもらった気がします。その最初の時だったか2回目の時か、山木さんの隣でサポートする人が。聞けば、熊本の人で、山木さんの九州ツアーに一緒に回っている、と。それが徳永さんとの出会いでした。山木さんと同じテリーズテリーを抱え、右手の運びがそっくりで。どんだけ練習したらこんなに似るのかなと思って。

初めて話したのは何回目かに会った時だったと思います。あれから何回会ったかなあ。音楽仲間の企画のおかげでたびたびご一緒してきました。ある時、話していて同じ67年製だとわかり。極めて珍しいんですよね。僕らの世代でふきのとうって。ふきのとう好きな人の中に入ると、ほぼみなさん春雷まで。僕らはそこあたりからが本格的ですから^ ^ほぼ話が合いません(笑)もちろん「初期」まで遡ってますけど、みなさんが選ぶ曲聞いて「うーんそこかー」みたいになる。まあ同い年だからといって聴いてるのが同じとは限りませんけど、少なくとも世代観は共有できるはず^ ^。

さて。このたび、その徳永さんと一緒に「ふきのとうだけ歌う夜」をやることにしました。題して「徳永君と井上君、ふきのとうを歌う。」
ユニット名?の由来はふきのとうファンの方はすぐピンとくると思いますけど、「細坪君と三浦君」の真似です^ ^。

ふきのとうコピーはひとりでやってきたので、今は亡き博堂村のママから「なんでふきのとうなのにひとりでやんのよ」みたいなことを言われてましたけど、細坪さんと山木さんのハーモニーを再現するのは実際のところかなり難しいんです。山木さんが低くて細坪さんが高いと思ってる人が多いと思うけど、そうでもないんですよね。どっちかというと山木さんが普通で細坪さんが高い。それをオリジナルキーのまま「両方」できる人ってとっても少ないというか、徳永さん以外に会ったことがないのです。

今回ふたりで考えたセットリストは全18曲。どちらかに偏ることなく山木役、細坪役を取り替えながら、楽しくマニアックにやる予定です。あ、マニアックと言っても、曲は絶対にみなさんに楽しんでもらえるように選曲していますので、王道の曲特集だと思ってください!徳永さんのテリーズテリーをはじめ、ギター界隈にもこだわって、ふきのとうファンもアコギ好きな人も楽しめる夜になると思います!

7月8日土曜日。ぜひ大分市中央町ファイナルステージにお越しください!

おーいたんアコースティックルネッサンス
第4回スペシャルライブ
「徳永君と井上君 ふきのとうを歌う。」
出演 徳永伸介(熊本)
   井上陽介(大分)
日時 2023年7月8日 土曜日
開場 19:00    開演 19:30
料金 2000円(ワンドリンク付)
場所 大分市中央町3-6-8 麻生ビル2F
        ライブハウスファイナルステージ

フライヤーのQRでお店のfacebookに飛びます。

ぜひご予約ください!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?