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建築編集者ロンロが行く

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#旅

建築を見に行く、そこに社会性を加えてみる

こんにちは、建築ライターのロンロ・ボナペティです。 ずいぶんと更新が空いてしまいました。 noteを書けていなかった理由の大部分は、お仕事としていただく原稿を書くなかで、書きたい欲のようなものが解消されてしまっているからです。 それだけ自分が書きたいと思ったことを自由に書かせてもらえる機会をいただいていて、ありがたいことなんですが、それでもやはりこうして「自分さえよければ良い」場所で書くのとは決定的に違う点があります。 ロンロさんは、ラジオが好きです。 特にTBSラジオの

「泊まれる出版社」を立ち上げた夫婦が、建築家との協働の先に見つけた価値と自信

神奈川県真鶴町──。神奈川県で唯一の過疎化地域とされるその町に、出版事務所を併設したユニークな宿がある。 宿泊とセットで提供されているまち歩きツアーで真鶴の魅力に触れ、それをきっかけに移住した人も40名を超えるそうだ。 若手建築家ユニット、トミトアーキテクチャ(以下、トミト)が設計した「真鶴出版2号店」の建築は、若手建築家の登竜門ともされるコンテスト、SDレビュー2017に入選し建築界でも注目を集めた。 地域の暮らしに新たな影響を生み出すプロジェクトを讃えるROCAL RE

建築×テクノロジーの歴史と未来|KURA COCOLONO取材編

建築の発展はテクノロジーの発展なくしては語れません。 それでは、「AIが人の仕事を奪う」などと言われる未来に建築家はどんな存在になっているでしょうか? その手がかりを探るため、未来に投資する建築家・竹鼻良文さんの活動に迫ります。 こんにちは、ロンロ・ボナペティです。 先日、noteユーザーでもある建築家・竹鼻良文さんがオーナーを務めるKURA COCOLONOに行ってきました。 竹鼻さんについてはこちらの記事で紹介しているので、未読の方は先に読んでいただけたらと思います。