つれづれエッセイ 〜 5カ国語学んで気づいた日本語と中国語の小さな美しさ
日本の純文学と日本語をこよなく愛している。
20代前半までは、これでもかい!ってくらい海外にも語学にも興味がまったくなかった。そして、日本の古い小説や詩集が大好きで、たくさん、たくさんこれらを読みふけっていた。また、なぜか、昭和と平成初期の素晴らしい邦楽の歌詞をひたすらノートに書き写すという、今から思えば謎の修行をよくしていた。
人生紆余曲折あって、23歳くらいから英語を学び始め、第二言語として問題なくコミュニケーションが取れるようになり、外資系で働き、上司や同僚が外国人に