特別区その8

前回に引き続き論文試験についてです

文章を書いていくうえで、気を付けるべき点を挙げていきます
基礎中の基礎もありますが、お付き合いください

まずは特別区に限らず、論文試験全般にいえることです
・文字は丁寧に
当たり前すぎてこんなことから書くのは心苦しいのですが、当然文字は丁寧に書きましょう。うまい字と丁寧な字は別物で、うまくて丁寧ならもちろんいうことはありません。しかし例え下手だとしても丁寧に書くことはできるはずです。別に字が下手だからといってユーキャンのボールペン字講座に通う必要もありません笑
ですが、採点者の目にこの文字は読みにくいと思われるのはやはり得策ではありません。丁寧に書きましょう。具体的には文字の大きさは少し大きめがいいと思います(老眼は辛いらしいです)色の濃さも薄すぎないように気を付けましょう

・用紙の使い方をしっかりと
段落を変えるときは最初の文字を変える。行の最後に句読点がきた場合に注意する。などなど、一度は習ったことのあることも、準備する段階で今一度思い出しておきましょう。パソコンでレポート等は作成することはあっても、本番は手書きです。案外見落としがちな点もあるかもしれないので注意してください

・誤字や脱字に注意
漢字の間違いや、送り仮名の使い方には注意したいですね。書いてるときは中々気付くのは厳しいかと思います。ですので、書き終えた後の見直しの段階でしっかりと見つけてください

・時間配分に注意
当たり前ですが試験時間内に答案を完成させなければ意味がありません
時間ギリギリになって、最後の方が字が汚くなったりしては勿体ないです
問題文を読む→(特別区の場合は2題の内どちらを選ぶか決める)→答案の構成を練る(余白等にメモを取る)→実際に書く→見直しを行う
大抵はこのような順番になるかと思いますが、それぞれどの程度の時間をかけるかは人によって変わってきます。練習段階で書いていくなかで、感覚をつかんでいきましょう
ちなみに特別区の場合は80分、1000~1500字程度ですが試験によって試験時間も文字数も変わってきます。それによって配分も変わってきますので注意が必要です

・問題文をしっかり読む
たとえば令和元年の特別区の問題文を見て、「おっ!高齢化じゃないか。用意してきたテーマだから早速書き始めるぜ。ラッキー」とか思ってすぐに飛びつかないことです。問題文では認知症の高齢者についてでしたから、当然そこを重点的に書かなければいけません
たとえば、日本は高齢化だけでなく少子化も進んでいて、それによって労働力の減少が~・・・ なんて書いても点数にはならないでしょう

確かに論文対策として少子高齢化は用意しておくべきテーマだと思いますが、今回の論文の問題とはほとんど関係がないからです。自分が用意していったものが、そのまま綺麗に問題文になることは少ないですから、「高齢化」というワードに飛びついて書き始めるのはあまりに危険ですよね
自分が用意してきたものと、その場で思いついたアイディアで問題文にしっかりと対応した文章を構成できるかを必ず確認してください


今回はここまでです。次は特別区の論文試験で気を付けるべき点を書いていく予定です
読んでいただきありがとうございましたლ(╹◡╹ლ


記事を書くモチベーションにもなるのでサポートお願いします!