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ゴミ出し。捨てるけど捨てたもんじゃないって話。


おはようございます。ロンです。

今週もよろしくお願いいたします。

先週はずっと自己紹介的なMy favoriteみたいな記事を書かせてもらいました。

今日はちょっとだけ趣向を変えたことを簡単に書いてみようと思います。

実は毎回2,000文字くらいを目安に書いてるんですね。というのも、毎日毎日書くことで頭の体操にもなるし、漢字を忘れないように出来る(スマホ或いはPCの変換機能で出てくる漢字を選んでるので漢字を忘れないことが維持できているかは不明ですが)。それから、毎日のワーク的な存在にする事で、次へのステップという意味合いもあったりします。

というわけで、、、
今日は今朝起きたとっても素敵な出来事を書き残しておきます。

我が家の地域は生ゴミ、いわゆる一般ゴミの回収日が月曜日と木曜日なんです。

家庭ごみの分別表


僕は昨年の10月から体調を崩してしまい、お仕事を休んでいるので、今は家事手伝いがメインの仕事なんですが、朝起きてご飯を食べると先ず一番にやるのがゴミ出しです。

家の中のゴミを一箇所に集めて(これが割と面倒なんですよね)、キッチンのシンク周りの生ゴミとかも綺麗にして生ゴミとして一緒に出します。チビ達のオシッコシートほかも別に2階のベランダに出してあるので、これも一緒に処分します。

そうして集められた家の中の生ゴミという生ゴミを両手にぶら下げて、歩いて数百m先のゴミ捨て場へ持って行きます。ホントに近くなので大したことないんですけど、その歩いていく最中に空気を思い切り吸い込んで、吐いてとやりながら歩いてくるわけです。

とりわけ大好きな青空が見える今日みたいな天気の日は最高に気分が良くなります。

そんな気分スッキリのゴミ出しの時間に、もっと素晴らしい出来事が待っていました。

実はあの日、もう何週間も前のことなんですが、今日と同じように深呼吸しながらゴミを両手に歩いて行ってゴミ置き場に到着。カラス避けの青い網を開けてゴミを入れたんです。
すると、後ろから他所のおじさんやおばさん、或いは子供(小学生かな?)がゾロゾロやってきて、私もいいですかー?僕もお願いしまーす、みたいな感じで、僕が青い網を持って開け続けているところへどんどん次から次へと生ゴミを投下して行ったんです。
いや、ついでだから、開けたついでだから別にどうってことないんですよ!?そう思いながら、しばらく続くゴミ出しの人たちの列を眺めていました。みんな出し終わると同じように頭を下げて、ありがとうございます!スミマセン!みたいにして帰っていきます。ただ、最後の一人が。。。かなりお年を召したおばあさんだったんですね。ゴミ捨て場に到着するにはもう少しかかりそう。足取りがおぼつかない。杖もついている。ゴミ袋はそれほど大きくないけど両手に持っている。ん?🙄やっぱり迎えに行って手伝ってあげた方が親切だよね?と思った僕は青い網をその場にポンと置いて、おばあさんのところへ走ったんです。
そうして、僕がゴミ出しておきますよ!と言っておばあさんに話してゴミを受け取り、ゴミ捨て場まで戻ってゴミを放り込み、青いカラス避けの網を元に戻して完了。

すると、ゴミ捨て場から家に戻ろうとしたら、あのおばあさんが待っておられた。
「あなた、とても親切な方ね。お名前は?」
ここはお約束ですよね笑
「いえ、名乗るほどのものではありません、ただのゴミ出しのおっちゃんです!」と返事したら、
ポケットの中をゴソゴソするんですよ。おばあさんが。
「これをあげるわ」と言ってチョコレートの包みをひとつ下さったんです。
「少し遅いけどバレンタインね。」と。
そうです、思い出した。たぶんそれは2月の後半の出来事でした。
僕はいえいえとんでもない!とお断りしたら、そう言わず親切にしてもらったほんのお礼です、と。
僕はそれでは遠慮なく!とその場で包みを開けてチョコレートをポンと口に入れて、「うまいです😋」と満面の笑みで返しました。

そんなことを思い出す出来事が今朝もあったんです。僕がゴミ捨て場でカラス避けの青い網を開けてゴミ出ししていると後ろから、「待ってー!私のもお願ーい!」とあのおばあさんが歩いてきたんです。それで、もちろんあの方だ!と思って締めるのを少しだけ待って、おばあさんがゴミ袋を放り込んでから網を閉めました。
「おはようございます!ゴミ出しいつもおつかれさまです。」と話しかけると、「待って下さってありがとうございます。私は足が悪いので助かります。あなた優しいのね。これ差し上げるわ。」とまたポケットからチョコレートひとつを取り出して僕の掌に置きました。
「今日もいいお天気ね。あなたお名前は?」
、、、。

もうここまで来ればお分かりの方もいらっしゃるかもしれません。
そのおばあさんは少しですが呆けていらっしゃいました。

先月の出来事も当然忘れてしまっていました。
それでもやっぱり今日の僕にも感謝を込めてチョコレートを下さった。

僕はおばあさんの後ろ姿を見送っていました。
なんかわからないけど、涙が出ました。
何の涙だろう。

ひとつだけはっきり言えることがあります。
おばあさんに親切にしたんじゃない。
おばあさんが僕に親切にさせてくれたんだと。

そんな、とても素敵な出来事が、今朝のロンの出来事です。ゴミ捨て場の出来事でしたが、捨てたもんじゃないですというお話でした。

今日も読んで下さって、本当にありがとうございます😊

もし良かったらいいね🧡やコメントをいただけるとうれしいです!

それではまた👋👋👋

カラス避けの青い網のゴミ捨て場。

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