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6歳児とはじめての英語#4|動物の名前を言ってみよう

3人目の息子(6歳)に家で少しずつ英語に触れさせ始めました。目的は「英語らしさに慣れること」。英検でも、勉強のためにでもなく、人とやりとりするための英語を耳にして、それらしく真似ができるようになることが最初の目的です。

ネットや書店は、英語教材やアイディアでありふれているけれど、初めて英語に触れる時の流れや、シンプルに効率よく取り組むポイントについては、なかなかピンとくるものが見当たりませんでした。親の熱心さや、多大なフォローが前提な内容が多く、残念ながら私には向きませんでした。

子供の言語習得は特に、すぐに結果を求めるものではなく、目的と効果を見極めながら、長い期間をつかって、雪が降り積もるように重ねていくものかなと思っています。子供のためにも、一緒に取り組む大人のためにも、シンプルで、わかりやすく、自然な方法を心がけています。

文字ではなく「耳」

6歳児となると、ほんの数年前にまっさらな状態から母国語を身につけていて、文字ではなく、耳を使って言葉を吸収していく力を備えています。私の目的「英語らしさに慣れること」には、まだまだ文字は必要ありません。耳とイメージを使って、英語らしさを感じ取り、その音やリズムに慣れていけば充分。

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公文の動物カード

さて、今回は、幼稚園児くらいになれば誰でも知っている動物の名前を、イメージと一緒に英語で聴かせてみます。必要なのは動物の絵だけ。私はこの公文の「動物カード」のリアルな絵が気に入っていて、近所の子供を集めて英語を教えていた時から活用しています。さあ始めましょう、と言っても数分しかかかりませんが、、、

一枚ずつ絵を見せて、
絵を指でさしながら、
ゆっくりと、

「 What’s this? 」
「 It’s a lion.」

「 What’s this? 」
「 It’s a mouse. 」

「 What’s this? 」
「 It’s a panda. 」

こんな感じで、5分前後を目安に一通りやってみます。最初のうちは、子供にとって初めて聴く言葉ばかりなので、何の言葉も出てきませんが、ご心配ないよう。少しずつ、少しずつ、イントネーションや絵から子供の理解が始まります。日本語の説明も必要ありません。ただ真似してみるように促していきます。

後日また気が向いたらやってみる。こうして繰り返していくうちに、子供の理解が進んでいき、真似も上手になってきます。子供は何でも繰り返しながら吸収していくので、常に新しい教材やお題は必要なく、それよりも簡単な範囲内で自然に言葉が出てくることに目を向けます。

ポイント:
① 短い文で聴かせていく。単語だけではなく、言葉が連なった文の方が、英語らしさを感じることができる。あくまで「短い文」で。
② 文字も説明も必要なし。子供が日本語で質問しても、この数分だけは英語でやってみる。
③ 間違っていても、説明したり直す必要はない。何度か繰り返すうちに少しずつ修正されていく。時間はかかるけれど、これが言語学習に大事な勘所である気がする。

英語の音とリズムを感じ取って、英語らしさを真似してみて、気楽に楽しもう6歳児。

★おまけ#1:

のちに絵本「Brown bear, brown bear, what do you see?」を読み聞かせたり、色シリーズもやりたいので、集中力が持つようであれば、お手製カードを入れてみる時もある。*Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? by Bill Martin Jr. (Author), Eric Carle (Author)

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★おまけ#2:

私は時々こういうカードも入れたりもする・・・

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