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課題とドラマ。11月23日の日記

朝9時に起きる。朝風呂、缶チューハイ。朝ご飯は親子丼と味噌汁。親子丼は玉子がとろりとしていてとてもおいしかった。

用意して自宅へ帰る。帰ってから、課題を仕上げ、送る。通りますように。

お風呂に入り、食事しながら録画したドラマを観る。それぞれ簡単な感想を。

『恋する母たち』やっぱり面白い。吉田羊演じる優子のまさかの恋愛遍歴と、その息子大介のまさかのカミングアウトがハイライト。優子はドライな母親なのかと思いきや、大介が与論島へ去っていくシーンでは泣き崩れる。そうだよね、一人息子が去っていくんだもん、やはり寂しいよね・・・。大介だけでなく夫も与論島へ行ってしまう。夫は前回、優子の浮気現場を目撃してしまった。それで大介を連れて与論島へ行く決心をしたのだが、離婚はしないという優しさ。優子は若い恋人に別れを告げる。会社では千葉に転勤になり、営業部長の仕事をすることに。夫も息子も恋人もいなくなって一人になってしまった優子。いくら仕事が楽しい、と言っていても、支えてくれる人が誰もいない状態ではストレスが溜まるだけだと思うのだが・・・。私は仕事人間ではまったくないので、優子のような人の気持ちは理解できない。仕事ってそんなに大事?

まりの状況は、あまりにもハイセンスな生活すぎて、共感できない。夫が浮気しているとしても、あんなにいい暮らしができて、子供にも恵まれてるんだから、幸せに思えるけど。まあ、まりは主婦としての仕事を完璧にこなしているわけだけど。そこに丸太郎との恋が加わる。夫は仕事やらほかの女やらで忙しくてまりの浮気になんて気づかないだろうし、まりには割り切って楽しんでほしいものだ。

『危険なビーナス』回を追うごとに新たな真相が出てくる。のだけど、やっぱりドラマとしての作りはちょっと甘いように感じる。主人公が母の死の真相を探ろうと探偵じみた真似をするのだが、そのやりかたが下手すぎて。意識のない人に対して「母を殺したのは誰か?」とかいうメモを見せたところで、相手が答えるわけがないだろう。楓が本当は何者なのか、というのが今後キーになるところ。

『35歳の少女』今回もいまいち。正論ばかり言う望美がとにかくうざい。と思ってたら、ほかの登場人物もそう思ったみたいで、結人はとうとう望美に苛々をぶつける。今の世の中、「正しいこと」がまかり通るわけじゃない。人それぞれいろんな事情がある。それなのに「みんなに笑顔になってほしい」とか言って、人の心にずかずか踏み込んでくるのはよくない。そう、望美は圧倒的に空気が読めない。自分の感情ばかりで、相手の気持ちを思いやることができないのだ。それは望美の母親も同じ。「正しいこと」をしようとして、他人を傷つけている。傷つけられた父親と妹は、「傷つけられた」と主張するばかりで、思い通りにならない現実に苛立ちやけになって生産性のない行動を繰り返す。なんかこのドラマ、リアリティはあるのだけど、暗くて救いがないんですよね。あと、「25年前と比べて今の時代は楽しくない」みたいな描き方も、どうだろうと思う。逆に、25年前より今のほうが良くなったことだってたくさんあるはず。ITの発展とか、いろいろ便利になっている。それなのにそういう良い面を描かず、ネガティブな面ばかりを強調しているような気がする。今みんなが観たいドラマって、こういう「現実を突きつけてきてネガティブな気分になるもの」じゃなく、嘘でもいいからもっと楽しい気分になれるようなものなんじゃないかな?だって、ドラマだもの。映画とかじゃないもの。純粋に楽しめるものが観たいよね。

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