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私が、フォトスタジオを持たない理由

はじめまして。
Rome .photograph(ロメ .フォトグラフ)のmisatoです。
私は愛媛や香川を中心に全国出張の出張カメラマンとしてウェディングフォトや家族写真、七五三などの人生の節目を撮影させていただいています。
[追記:2019年7月より拠点を関東に移しました]

今でこそ、ご自宅にお伺いしたり神社に出向いたりして撮影をしていますがロメとして活動をはじめる前の私の夢は自分のフォトスタジオを持つことでした。
でも今、フォトスタジオを持たず出張撮影を中心に活動しているのには理由があります。

私は以前、ベビーやキッズ専門のフォトスタジオに勤めていたのですが毎日たくさんの子どもと触れ合うなかで感じていたことがありました。
それは、

【場所見知りや人見知りをする子どもが結構多い】

ということ。
実は私も幼少期はかなりの人見知りでした。
はじめての人なんてもちろん怖いし、打ち解けるまでものすごく時間を要するし、なんなら最後まで警戒心が解けないこともしばしば。
だから子どもたちのあの不安な気持ちがあのときの自分と重なって、人見知りや場所見知りがあるお子さんの不安な気持ちがどうしたら取り除けるかなといつも考えていました。

お子さんをフォトスタジオに連れてきてくれるパパやママの"このかわいい瞬間を残したい"という気持ちももちろんわかります。
私もカメラマンとしてその子らしいかわいい瞬間を、いつもパパやママの前で見せているような表情を写真に残したい。
でも、だからって子どもに負担が掛かる撮影はしたくありませんでした。

そんなときふと思い出したのは自分の幼少期のこと。
幼い私が父の友人と一緒に遊んでいる写真。
当時のことはおぼろげながら覚えています。
あの日もはじめて会う人が怖くてすぐには心を開けなかったこと。
でもいつもより確実に早く遊んでもらうことができたこと。
あのときなんで私はいつもより早く心を開けたのか。
それは"会った場所が自宅だったから"

はじめての場所に行くって緊張します。
でもあの日は自宅だったから怖さはひとつも感じませんでした。

はじめての場所に慣れる ≫ はじめての人に慣れる ≫ 心が開ける

私のなかではじめて会う人と普通に会話ができるようになるまでって上に書いたような3ステップでした。
だったら最初の1ステップ「はじめての場所に慣れる」はなくてもいいんじゃないかな。
そのときフォトスタジオはなくていいという決断をしました。

「うちの子はフォトスタジオは無理だと思うんです。」

そんなママたちの声を聞くたびに思います。大丈夫だよって。
人見知りでも場所見知りでも成長を残せる選択肢ってあるよって。

もちろんフォトスタジオにはフォトスタジオのよさがあります。
作り込んだフォトスタジオの世界観は日常を写す私の写真にはないものだから、いつもと違う我が子の表情を残したい人はきっとフォトスタジオのほうがいいのだと思います。

数ある選択肢のなかで自分たちに合う選択をしていただけたらいいなと思います。

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