見出し画像

撮影のあとに必要な大事な色の調整時間

こんにちは。Rome .photographのmisatoです。

Romeでは、撮影後からデータお届けまで少しお日にちを頂戴しています。
撮った写真をそのままお渡しはしません。
撮影したデータを1枚1枚確認して、色味を調整してから、お客さまのもとへお届けしています。

撮影はお客さまと直接会える大事な時間だけど、この作業時間も私は撮影と同じくらい大事。
撮影した時系列に沿って写真をずらりと並べると、撮影中に話をしたことや起こったことなど撮影中の細かなことを思い出します。それは脳内録画でもしていたのかと思うくらいリアルに。

時々、「Romeさんはたくさんのお客さんを相手にしているから、覚えてもらっていると思っていなくて驚きました!」と言われるけれど、もともと記憶力がものすごく良いから覚えているわけではありません。
撮影で1回、そして2回目は色味を調整する過程であの日を疑似体験しているからなのかもしれません。

写真の魅力的なところは見るとあの日を思い出せるところだと思っているけれど、その1番好きなところを私自身、撮影のたびに感じています。

あの日、素敵だと思ったことが手元の写真に残っていて。
あの日、かわいい!って思った感情そのままの瞬間が写し出されている。

シャッターをきった心震える瞬間の感情がより写真に表現されるように、最後の大事な調整を行っています。
その最後の調整で気を付けていることはひとつだけ。

「過度に手を加えないこと」

たくさん手を加えると、よりドラマティックな仕上がりにすることはできるかもしれないけれど、色の使い方にも流行があります。
流行があるということは、いつか見たときに時代を感じるような仕上がりもあるということ。
だから奇を衒わず、手を加えるけど、過度に手を加えず、何年後に見ても古めかしくならない色合いに気を付けながら1枚1枚仕上げています。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!! お気持ちのかわりに下のツイートボタンから感想をシェアしていただけると嬉しいです♡