恋する寄生虫を見た (※ネタバレ有)


情報解禁したときから みょおかな。みょお。
って思ってた映画。



安定のおひとり様、遅刻しかけてほっかほかで劇場in。ポップコーン等オプションは無し。




あらすじ

ひどい潔癖症により人と接することができず孤独な青年・高坂賢吾(林遣都)は、視線恐怖症で不登校の女子高生・佐薙ひじり(小松菜奈)の面倒を見ることになる。佐薙の露悪的な態度に困惑する高坂だったが、それが弱さを隠すためのものだと気付き親近感を抱く。クリスマスに手をつないで歩くことを目標に「リハビリ」を始めた二人は次第に惹かれ合い、初めての恋に落ちるが……。(引用:シネマトゥデイ)



程度の差はあれ潔癖の自覚ありな私、高坂の生きづらさには共感しやすかった。




知らん人が自分の部屋におったらもうやってられへんめっちゃわかる。





恋は盲目。よう言うたもんやなと思う。ほんまにそう。




以下大ネタバレ。












高坂と佐薙が恋に落ちたのはそれぞれの体に寄生する虫のせいで、その虫は寄生した宿主の意思や行動をコントロールしていく。
寄生虫が体内で大きくなるにつれて高坂の潔癖症、佐薙の視線恐怖症の症状は軽くなっていく。





でもその虫ほっといたら脳や体を蝕んでいって最終的に命を落としてしまう。







治療で寄生虫を取り除くことは可能。




高坂が佐薙に対して持っている感情、その逆についてもそれぞれの意思じゃなくて虫のせいで、治療してしまえばお互いの気持ちはなかったことになってしまう。




(めちゃくちゃ端折ってるしこういうのちゃんと覚えるの苦手やからニュアンスちゃうかも)








高坂が佐薙に恋する過程で明らかに潔癖の症状が軽くなっていって、もうそれが私すぎて、いや私にも寄生虫おるやんて。





治療したら楽に生きれるかもしれんけど相手への気持ちがなかったことになってしまうのはいや。何より君の中から私がいなくなるのがいやって、佐薙。




泣いたー。







まつ毛パーマする前でよかったー。




(まつ毛パーマは施術後4〜5時間まつ毛濡らしてはいけない)









確かに自分の潔癖がなくなって、
他の人みたいに電車のつり革がしーん持ったり、
お店で買ったもん直接かばんにほりこんだり、
郵便物さわった手で部屋のパソコンかたかたしたりできたらどれだけ楽かなぁとは思うけど、





今私が大切やなって思う人への気持ちがなくなると思ったらそんな悲しいことないな、、。





普通に寄生虫の話抜きにしても、
好きやなって思う気持ち、
幸せやなあの時楽しかったなって思う気持ちは自分の中にしかなくて、
もし何らかの形で記憶なくなったりしたら、、
いややなぁ、めっちゃ。って最近よく思う。





記憶てあって当たり前やけどなくなったら普通にやばない?





noteにもいっぱい残しとこう。




今の私が見るのと、2ヶ月前の私が見るのとではまた感じ方違ったやろな。





忘れたくないこといっぱいあるの幸せやな。






ええ映画でした。ありがとうございました。




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