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#可愛くなれない夜はいらない

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東京、新潟、佐渡、メルボルン…それぞれの舞台でさまざまな価値観に翻弄されながら生きる4人の女たち(24歳独身)が、偉人の言葉から自分たちの人生を見つめていくマガジン。 寂しくて…
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2020年5月の記事一覧

未来の自分を想像する遊び

24歳って絶妙な年齢だと思う。 四捨五入という謎の理論によって20代と30代を隔てる砦の歳。わたしは今年の冬にまたひとつ歳をとり、広義でのアラサーになるのだ。 そんなセンシティブなおとしごろだからなのか、近頃、未来のことを考えるとどうしようもない不安に襲われる。 結婚にどうしてもいいイメージを持てないので結婚はしたくない、というのはずっと言っていることなのだが、それにしては最近妙に出産・育児への憧れが湧いてきている。 道行く子供やテレビに映る赤ちゃんをみるとどうしよう

未来の自分を想像する遊び

昨日はフライデーナイト。大好きな人たちと乾杯する。私にとって、なによりもハッピーな時間だ。遠くには東京タワーが見える。私たちはなぜか上りに行くことにした。この人たちといるといつも楽しい。「じゃあ次はバンコクで!」と意味の分からない恒例の挨拶をし、お家へ帰る。 そんなキラキラした昨日とは裏腹に、頭の痛さと共に目が覚める。どうやら今週もまた飲みすぎたようだ。 キッチンからは美味しそうな匂いがする。今日の朝ごはんはなんだろう。私は彼が作る朝ごはんが大好きだ。あと10秒を100回

未来の自分を想像する遊び

25歳。なんたる重い響きだろうか。 2月生まれだからまだ24歳だもん❤️ なんて、必死に言い訳はしてみるが仕方がない。所謂「同い年」の友人達と過ごして来た24年間で、すっかり実際の年齢ではなく、周囲の友人と同じ一つ上の年を自称するのに慣れてしまった。 そんな若いとも段々言えなくなってきた25歳になる歳の梅雨、私はふと人生の一大イベント、結婚について考えてみた。 28歳には幼稚園の頃からの憧れ、ウエディングドレスを着たい。 となると、27ぐらいには入籍?いやでもその前

未来の自分を想像する遊び

自分にとっての理想の生活、理想の仕事、理想のパートナー、理想の人生、理想の自分...って、当たり前のように”自分が最高だと思う”現実だ。 でも自分以外の人が「理想の人生を想像してください」って聞かれても、全く同じ想像をする人はいない。 「お金持ちになりたい」と思う人は多いかもしれないけど、社長になりたいのか、何もせず遊んで暮らしたいのかでも違う。 もし何もせず遊んで暮らしたいというのは同じでも、漫画や映画を見て家に引きこもっていたいのか、世界中を旅したいのかでも違う。