見出し画像

HSPな繊細さんが”声をあげる”コンフリクトマネジメント

この記事はHSPで繊細な人が、声を上げる(自分の意思を伝える)方法を書いています。

自分の意見を言うのが苦手な繊細さんにとって役立つ内容になっています。

結論
・人は”声を上げない”リスクを過小評価する
・人は”声を上げる”リスクを過大評価する
・声を上げる時は、”Should I do?”→”Can I do?”の順番で考える

人は”声を上げない”リスクを過小評価する

人は声を上げず現状を変えないリスクを、以下のように過小評価します。

「全体への悪影響よりも、目の前の状況に注意が向く」・・・例えば感情的でパワハラな上司が今後も社員を苦し続ける事よりも、今自分がどうその上司をうまく付き合うかに視点が向きます。

「人は悪影響に慣れてしまう」・・・例え権威的な上司でも、DV的なパートナーにでも、人は少しずつつらい状況に順応してしまいます。

しかし、苦しい環境の中で冷静を装っていても、実は反抗的な思いが苦手意識が態度の節々から相手に伝わってしまっているものです。(苦手な上司にはつい目を背けてしまったりしませんか?)

人は”声を上げる”リスクを過大評価する

また、人は”悪いことはどんどん続く”と悲観する傾向があります。

”もしこの仕事を断れば、きっと相手は怒るだろう。そして、彼らは私に新しい仕事をアサインしてくれなくなるかもしれない。そして、上司は私の評価を下げるかもしれない。そして、私は今のポジションから追われてしまうかもしれない。そして家族を養うのが難しくなるかもしれない”

ネガティブな”そして”が連鎖します。

しかし、同じように難しい状況に会っても、自身の権威や役職を使わなくても上手く立ち回れる人がいるのも事実です。

声を上げる時は、”Should I do?”→”Can I do?”の順番で考える

コンフリクトマネジメントが上手な人は、まず”Should I do this?(このトピックを上げるべきか?)”と問いかけ、次に”How can I do this?(どうすれば伝えられるか?)”と考えます。

先に”How can I do this?(どうすれば伝えられるか?)”と考えてしまうと、”できない”という結論になってしまいます。

しかし、先に”Should I do this?(このトピックを上げるべきか?)”と考えると、”言うべきだ”から始まり、”How can I do this?(どうすれば伝えられるか?)”と生産的な考えへと進むことが出来ます。

”今、声を上げるべきか?”と悩んだときは、まずは”Should I do this?(このトピックを上げるべきか?)”と問いかけ、次に”How can I do this?(どうすれば伝えられるか?)”と考えましょう。

ちなみに、例えば二度と会う予定がない人など、継続的な関係ではない場合は声を上げず静かに立ち去るのもお勧めですよ!!

以上です。この記事が、自分の意見を言うのが苦手な繊細さんにとって役立つと幸いです。