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スルーライフ開発日誌 #1 コンテストをモチベーションにする

5月に入った頃から新作ゲームの開発を始めました。
余命100歩を作って以降、作りたいタイトルはいくつも頭にあったのですがモチベーションの低下に悩まされていました。そんな中で見つけたのがこちらです。

日本一ソフトウェアとRPGアツマールが合同で主催しているホラーゲームコンテスト。締め切りは1ヶ月後と相当無理のあるタイミングで見つけましたが参加する事にしました。
理由としてはコンテストが求める方向性に記載していた
・新しい切り口やアイディアがあるもの
・ゲームならではの表現やシーンがあるもの
の2点。特に新しいアイデアをゲームにしたいと考えている自分にはぴったりで、完成度よりもこれらを優先すると他の記事で記載を見た記憶があったからです。

コンテストに応募するからには受賞を目指し、応募締め切り以内で求める方向性のものを完成させる事が第一...かもしれないですが、今回は自分にとっては違う部分がありました。ずっとモチベーションが無かったので再びゲーム制作を再開させるきっかけのようなものが欲しかったのです。
なので前から頭の中にあったホラーゲームを作る事に決めました。1ヶ月で完成させるには無理のある内容ですし、作品の性質上ホラー要素が伝わるまでに時間のかかるゲーム性なのでアイデア以外は明らかにコンテスト向きとは言えませんでしたが、5月病と言われる月をほぼフル稼働で制作に充てる事が出来ました。...当然、完成はしませんでしたが。

それでもα版...ゲームのシステムが伝わる状態のお試し版として投稿する事は出来ましたし、コンテストに参加も出来ました。勿論受賞していれば非常に嬉しいですが、今回落ちていてもこの作品を作るモチベーションになってくれただけで満足かなと思います。完成すれば自信のある内容ですし、そのまま別のアツマールのコンテストに出す事も出来るのでそこを目指そうと思います。ゲーム開発を再開させるきっかけになってくれた運営さんには感謝ですね。

さて、開発中のものを少しだけ紹介します。
タイトルは「スルーライフ」まったりとしたスローライフの生活と、サバイバルホラーが融合したゲーム性になっています。

畑を耕して作物を植えたり、川で魚を釣ったり、手に入れた食材を夜にはパートナーが調理してくれたり...主にα版ではスローライフの部分を重点的に制作しました。これがどうホラーになっていくのか、気になる方は完成を待って遊ぶか公開されているα版を遊んでみてください。一部デバッグ用のデータやバグが残っていて遊びにくい部分はありますが、じわじわと不気味なフラーに変わる瞬間を少しだけ味わえます。

※本作はフリーゲームとして公開しています。
制作をご支援頂ける方はページ下部よりお願い致します。


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