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鍋二郎のすヽめ

皆さん、おはこんばんちは!
ラーメン大好きくんこと、ろーるすこーです。

2019年は、年間で実に68杯の丼を頂いてきた自分なのですが(約5日に1杯)、やはりと言いますか、例に漏れずいわゆる"二郎系"ラヴァーな1人でもあるわけです。
そんな自分ですが、先日初めて二郎系をテイクアウトしてみた所、新たな扉が開いた気がしたので、皆さんにもお伝えしたいと思った次第。

「二郎系、前から興味はあったけれど、勇気が出ずに店舗に行けなかったわ、、、」という方もご一読いただければ此れ幸い。

鍋二郎とは?

鍋二郎
ラーメン二郎でスープと麺を持参した鍋で持ち帰ること。店舗によっては行っていない場合もある。引用|ラーメン二郎 - Wikipedia

二郎の店舗に鍋を持参し、スープと麺をテイクアウトする行為を指す言葉を"鍋二郎"と呼ぶようなのですが、実はテイクアウトできる店舗も限られており、私が知る限りでは都内近郊では、仙川/上野毛/野猿街道…などが挙げられます。
やってなかったらすみません。

いずれにせよ、「(上記のお店が)近所のよく行く二郎で、お店の方とも顔なじみだから」ようやくお持ち帰りできるかな、という肌感です。

しか〜し、このコロナ禍の中、(期間限定で)テイクアウト可能な二郎が増えているのです。

テイクアウトの可否に関しては、SNSやHP……をやっている店舗なら良いのですが、やっていない所も多いので、実際に店舗へ行って貼り紙を確認するのがベターです。
有志がTwitterなんかに投稿していることも多いので #鍋二郎 とか 〇〇店(近所のお店) で検索してみるのも良いと思います。

テイクアウト専門の二郎インスパイア!?

そんな中、テイクアウト/宅配専門のラーメン屋さんが最近、近所に出来たとの噂を聞きつけ、早速利用してみました!

▲今回お世話になったのはコチラの『麺屋 宅二郎』さん

ありがたいことに、私の近所にはラーメン豚山さん(UberEats対応)もあり、比較的恵まれている環境かと思います。
しかし宅二郎さんは、値段もお店で食べるのとさほど変わらないプライスということもあり、今回利用してみたわけです。
ウチから歩いて30分くらいにあったので散歩ついでに行ってみました。

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▲豚ラーメン並盛りヤサイマシアブラマシマシカラメ細豚トッピング
(980円)

無料トッピングは野菜マシ/アブラマシマシ/タレカラメをチョイス。
さらに細切れブタ(+100円)のトッピングも追加しました。
丼を持参すると50円引きということで、合計:930円でした。

麺は生麺と茹で麺を選べるのですが、私はちょっと歩くし伸びたら嫌なので生麺を選択。
こんな感じでスープを鍋に、具材をジップロックに、麺はビニール袋に小分けして、5分程度で準備してくれます。

テイクアウト用の袋も持参したのですが、いい感じの袋をお店の方が用意してくれたので、マジで鍋だけ持っていけばOKでした。
(鍋を持参しなくても、そのままレンチンOKな容器にスープを入れてくれるみたい)

残しても良いっていうのが新鮮だった

スープは軽く温めて(沸騰させないように注意)、麺は4分茹でてくださいとのことだったので、言われた通りに作るだけで完成。
やっぱりスープや極太麺は中々、自宅では再現できない部分なので、それだけでも十分に満足です。

なにより、残しても良いっていう感覚が新鮮でした。

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▲ 食堂のおばちゃん(CV. 巴 菁子) 引用|公式HP

いや、もちろんお残しは良くないです。
ボクの中の食堂のおばちゃんが「おのこしは許しまへんで〜!」と怒ってます。

"残す"と言っても例えば、大盛りを頼んで2食に分ける(昼/夜)とか、2人でシェアするとか、そういう選択肢が出来る、というのが超新鮮だったのです。
(生麺なので、その日のウチに食べきった方が良いです)

それと同時に、二郎系のお店に行くと「必ず食べきれる範囲でトッピングをお願いします」という貼り紙があると思うんですが、いかに普段、無理して食ってるのかが分かっちゃった気がしてちょっと悲しくなりましたね……。

実際、お店に行く際と同じくらいの"いつもの"ボリュームでトッピングをセレクトしたつもりだったのですが「うーん、もういいかな」となって、2食に分けました。
しかし、これが出来るのも鍋二郎ならでは……!なので、
お店に行きづらかったって方も、気軽にチャレンジしてみてほしいですね。

アレンジメニューで余さず楽しむ

"本格的なお店の味"のキモがスープにあるのは、前述の通り。
このスープをそのまま捨てちゃうのはMOTTAINAIってマータイさんもきっと言ってるはずです。

ワンガリ・マータイさん(1940-2011)|ケニアの環境保護活動家

当然、そのように考える同志も多いようで、すでに様々なスープを活用したアレンジメニューが考案されており、今回私はラーメンYoutuberのSUSURUさんもやっていた炊き込みご飯にチャレンジしてみました。

まずはスープに浮いた背脂をスプーンなどで取り分けます。

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▲こんな感じでスープに浮いてるアブラを取り分けました。
▲炊き込みご飯の他に、油そば/別のラーメンにリメイク/芋焼酎で割って飲む…なんてことにチャレンジしている猛者もいました!
▲こちらも参考にしました。

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▲全部入れるのは味が濃いかも…。という意見もありましたが、私はお酒を飲みつつ食べたかったので、濃い目の全ツッパで。これが正解でした。

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▲炊き上がりはこんな感じ。これだけですでに美味いんですが……。

私の場合は、この炊き込みご飯を更にアレンジして、チャーハンを作ってみました。
先ほどの背脂を使って、具材を炒めていきます。
炒飯にすることを見越して、チャーシューは全部食べ切らずに残しておきました!

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▲先ほどの背脂をここで使う。

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▲全部食べずに取っておいたチャーシューも使います!

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▲出来ました。"茶色い食べ物は美味しい"の通例通りの味です。

ンまぁ〜、これが美味しいのなんのって。味覇超えましたね。
食ってみな、飛ぶぞ。

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▲完全に余談だけど、干貝醤(カンペイジャン:濃縮ホタテエキス)を使うとコクが段違いで、マジで飛びます。

ひとつだけ失敗だったのが、普段ラーメンを店舗でしか食べないため、家に良い感じの丼がなかった……ということ。
スープが表面張力でなんとか収まってる感じだったので、ギリセーフでした。

あと、私は徒歩圏内にあったので問題ないですが、この鍋を持って電車移動するのはオイニー(スメルの事)的にもあまりよろしくないと思うので、まぁ徒歩圏内にこの手のテイクアウトが可能な場合は、思う存分に楽しまれると良いでしょう!

これを機に、二郎系の扉を叩いてくれる方が1人でも増えてくれたら幸甚の至りであります。




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