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第7回幻想パワプロ ~あとがき~

まえがき


夏が来る。

仕事の夏。勉強の夏。それは、挑戦の夏。

現状維持ではなく、確実に一歩、成長する為の、夏。
純粋無垢な少年少女と過ごす彼女の姿は「お姉ちゃん」であり、また彼女の可能性を垣間見ることが出来た。

そして夏の終わりに、蜩の声を聞く時には、小糸はまた成長した表情を見せていた。
蜩が鳴く夏、それは。

幻想パワプロの、『夏』だ――――

それでは幻想パワプロの講評に参ります。起立気をつけ礼。


8月13日~14日は、
『283PRODUCTION UNIT LIVE SETSUNA BEAT』が開催されます。ご周知を。

閑話休題。

幻想パワプロとは?

詳しくは前回大会以前をご参照ください(ぶん投げ

ってなわけで、今大会のレギュレーションは以下の通り(あきにゃんさんのnoteより少し引用)

■イチローの収録を祝して全チームにイチロー配布。ライトでの起用のみ。

指名順番について
 ・まず初参加3名で1位入札(クジ)(全体1位~3位)
 ・その後G2リーグの残る5名で1位入札(クジ)(全体4位~8位)
 ・G2の2位指名(ウェーバー)(全体9位~16位)
 ・G1の1位入札(クジ)(全体17位~24位)
 ・G1の2位指名(ウェーバー)(全体25位~32位)
 ・G2の3位、4位指名
 ・G1の3位、4位指名

■球団縛り あり(全12球団より最低1人は指名)

https://note.com/d67/n/n8b31f783a50e
第7回幻想パワプロ 指名総評 -あきにゃん氏

また、前回大会からは
・過去大会の成績を参考に、G1リーグとG2リーグへ振り分け
・調子 「ふつう固定」が「ランダム」へ変更
・投手適正は、大文字の場所にしか配置できない
・中継ぎの起用法に重複禁止
・抑え適正の投手を必ず指名

などの変更要素が加えられた。

指名意図・講評

まずは私の指名総評を。

指名前の段階で決めていたこととして、
・イチローが全員に配布されることで、外野手がスリップしやすい
・先発小文字適正だった強中継ぎ投手が先発として指名出来なくなった為、中継ぎ投手が指名しやすい
・ショートとして能力が抜きん出ているG坂本とL源田はG2リーグで消える為、G1リーグでショートで差はほぼつかないのでショートは一番最後の指名で十分
・イチローを2番として起用する為、安定して還せる3,4番打者を確保する
・1位2位指名である程度の打撃力が担保出来るセカンドを指名
5位指名で出来ればYs中村悠平を獲りたい
・西武と阪神に中継ぎにロクなのが居ないので、
なるべく枠を後半に残さないように気を付ける

主にはこんな感じ。

1位指名 #17 菊池涼介 二塁手 広島

G1リーグに残ってくる当落線上の選手として指名を考えていたのは、G丸とこの菊池。基本的に外野手がスリップしやすいだろうという読みもあったが、G丸だけはOPSで考えた時に別格。逆に他に指名されていたT近本は長打力的に厳しいと思い、指名候補からは消していた。De佐野も残っていても指名していなかったと思う。

ではなぜ圧倒的な投手成績を残すだろう佐々木朗希ではなく菊池だったのか。
リーグ的に打撃力を捨てなければならないポジションというのは、主にセカンドとショートと捕手。ショートはそもそも選手が残らないので最初から諦めるとして、OPS的に一番他球団と差をつけやすいポジションというのはセカンドであった。ってなわけで菊池が残ったので迷わず特攻。

なお前回大会覇者でもあるあきにゃんさんに競合くじを持っていかれて出鼻をくじかれたもよう。

外れ1位指名 #17 浅村栄斗 一塁手 楽天

あきにゃんさんがセカンドを埋めたことで、2位指名に確実に中村奨吾は残ると仮定し、4番に置けるスラッガーを指名。
他の候補はビシエドだったが、さほど期待値が変わらないことと、外国人枠をなるべく下位に取っておきたいという考えがあった為、浅村を選択。
因みに今作ではファーストの守備力が結構投手防御率に影響しやすいという話があったのだが、それを事前に知ってたらビシエドにしていたかもしれない。ただ、未だにその効果を実感できないので何とも言えない。

2位指名 #26 中村奨吾 二塁手 ロッテ

グラシアルが残った為に一瞬迷ったが、隣のあきにゃんさんがラオウ杉本を指名した為にオリックス枠を埋めたということで、4位でBs宗を指名出来るだろうと読んで、そのままセカンドを埋める。1番打者としてある程度出塁計算出来るので、他球団がG吉川とL外崎をスルーしていくのであれば、結構アドバンテージとなる。結果的に外崎はスルーされていったので、最終的な結果を考えるとここの指名は間違ってなかったと思う。

3位指名 #54 ヌニエス 三塁手 日本ハム

本来であれば、この後すぐにあきにゃんさんに指名される武田翔太を指名するつもりだった。
ではなぜヌニエスにいったのかというと、今大会のサードはある一定のラインを超えると一気に打撃力で差をつけられてしまいかねないポジションであるということが懸念事項であった為、ヌニエスをここで指名せずあきにゃんさんに獲られてしまった場合、相当厳しい指名をする羽目になっていたと予想される。(結果的にあきにゃんさんは下位でD福田やH松田を獲れていたのはむしろ幸運だったと思う)
ヌニエスより下の格付けで考えていた選手(D高橋周平E茂木)がなぜかG2の方で消えており、それに慌ててしまった識者であるさまびとさんも3位でBs宗確保に走ったくらいである(慌てなくていいのに)。
ってなわけでヌニエスを指名して、3番もしくは5番打者として起用することにして、4位に先発投手を取る方針へ。

4位指名 #58 メルセデス 先発 巨人

悩みに悩んで武田と京田にいったあきにゃんさん。これで先発2枚取りされてもしもメルセデスが消えていた場合、球団被りを使って瀧中の指名を余技なくされていたと思うので、京田の選択は非常に助かったというのが当時の心境である。
ベンツのような走りに期待。
因みに7位指名までスリップされていった梶谷の指名をこの時点で考えていた。

5位指名 #87 菅野智之 先発 巨人

イチローという強打者が全員に配布されており、対左Fがどうしても目につくということで敬遠されていたのだろう。これは正直スリップと見てもいいのかなという印象。
ここで指名に振り切った理由としては、G1リーグに左の強打者があまり見当たらないというのが大きな理由。村上、吉田、ギータ、佐藤輝、佐野、丸、森。これらが全員G2リーグで、G1で強打者と呼べるのはマーティンくらいしか居なかったのだ。
ってなわけで、先発2枚目を球団被りを使用してここで確保。そこそこやってくれる年もあったので悪くなかったと思う。
本当はキーとなる打者と投手1番手を指名した後のここでYs中村悠平であれば、割と他球団とアドバンテージを…と考えていたが想像以上に早く消えていたのでこれは縁がなかったということ。

6位指名 #90 松山竜平 外野手(DH) 広島

今大会個人的には最大のピックだったと思う。
やはりと言うべきか、外野手がスリップしており、松山がその1人だった。因みに大島も残っていたのだが、長打力を優先。何より松山はチャンスBがあまりにも大きい。イチローを2番で打たせると仮定し、3番松山を置くことで大半の場面でチャンスに回ってくる。
本塁打こそ10本前後のシーズンが大半だったが、打点は大体80点近く平均して稼いでくれたので文句なし。
菅野のところで獲ることも考えていたが、菊池を獲っているあきにゃんさんは球団被せをしないだろうという判断。でもデスパイネで球団被りを使っていたので、これは結構危なかった…。
この時点で1番~5番の打順は完成した

7位指名 #119 石川雅規 先発 ヤクルト

理想は西武枠を埋めるのと先発枠でエンスが残れば…と思っていたが、2つ前で確保される。ナムサン。
どのみち先発3人目も早めに確保するべきだと思っていたので、Ys石川を選択。

8位指名 #123 増田達至 中継ぎ(抑え)  西武

結果的には緩い指名となってしまった。エンス森脇と立て続けに消えて残っていた中である程度機能する西武の中継ぎ投手は増田と平井のみに。抑え適正も埋めることを考えれば適切な判断ではあったと思うが、後に指名された平井は15位まで残っていたので勿体ない指名だった。単純に選手の能力だけを考えるのならば7位Ys石川のところで梶谷を獲った上で、余ってる先発を確保するのが適切だったかもしれない。

9位指名 #123 若月健矢 捕手 オリックス

相当助かった。
というのも、若月は次に自分の番に回ってくる保障がどこにもなく、増田のところで若月を真剣に悩んでいたからだ。チャンスC対左Cの能力によって、2ケタホームランを期待出来る時もあるので、捕手という打撃力に乏しくなりやすいポジションで市外局番打率の選手を作らなくて済むというのは非常に大きい。
「捕手も考えてるんですよねぇ~(暗黒微笑)」とニタニタおじいちゃんが言ってたが、実際には長打力ある選手やスーパーリリーフを欲しがってたっぽいので本当に助かった。

10位指名 #154 アルカンタラ 先発 阪神

理想は勝野だったが仕方なし。能力だけ見ればオーバーに近い指名だが阪神枠ということを考えれば妥協点。このアルカンタラを逃すとなると、残る阪神の選手で指名出来るのは本当にペラッペラの選手しか居なかった。その上で先発4枚目で、たまに上振れた成績を残すことを考慮し、他チームに先発4番手でアドを獲れると考えた。

11位指名 #183 津森宥紀 中継ぎ ソフトバンク

期待値を考えると相当スリップしていた部類。選手層豊富なソフトバンク枠であることでスリップしてきたのだろう。序盤でグラシアルを迷ったところでグッと我慢した結果、ここで幸運が巡ってきた。

12位指名 #183 大田泰示 外野手 DeNA

勿体ないがいた仕方ない指名。本当はセンターでL栗山が欲しかった。逆境〇が好きなので。
能力の割に意外とこの大田は打たない。D平田と似たような能力で、自分の検証結果もほぼ同じ。非常に迷った。どっちを獲っても一緒だろうと。
なおこの時点で残している球団枠だったのは中日とDeNAのみで、あとはショートのみだったのだが、ショートで考えても、Deは大和柴田、Dは三ツ俣が残っていたので自身の後々の指名のことを考慮しても本当にどっちでも良かった
ではなぜ大田をチョイスしたのかと言うと、この時点の指名で佐々木朗希のクジを引き当てた優勝候補筆頭のさまびとさんがDeNA枠を空けていた。ドラゴンズ枠だと達一さんだったので、たぶん平田を欲しがってもないだろうということで大田へ。結果的にさまびとさんはDe枠で柴田を指名。自分がこの後指名する似たような能力のDe大和がもっと下で獲れたこと、さまびとさん曰くDH枠で大田を考えていたらしいので、作戦としては良かったと思う。

13位指名 #215 谷元圭介 抑え 中日

直前で考えていた藤嶋、自身の窮屈な指名を助長するにも関わらず無理やりLオグレディを指名してきたお爺ちゃんに中指を立てつつ谷元を指名。
ただ、8位で抑え適正のあるL増田を指名していたから藤嶋の指名に嘆いたわけであり、仮にこの時点で抑え適正のある選手を指名おらず、谷元が直前で獲られていたのだとするとゾッとする。結果的に谷元はこの順位では破格なほど好成績を残してくれた。

14位指名 #218 ウォーカー 外野手 巨人

ここで外国人枠を残していたこと、外野手枠を残していたことが功を奏した。(本当はオグレディが理想だったのだが)
ウォーカー、ミートこそFだが時たま上振れた時の成績はマクブルームに匹敵する。それがこの順位で獲れるのは非常に破格である。

15位指名 #247 砂田毅樹 中継ぎ DeNA

左の中継ぎ投手が誰も居なかったので、1人はある程度抑える選手を確保しておきたかった。

16位指名 #251 大和 遊撃手 DeNA

ぶっちゃけ4位で指名された京田と総合力的にはそこまで大差はつかない。ここまで残ってたのは奇跡。今大会ルールではショートで大差はつかない、つけられないのだ。

17位指名 #271 菊池保則 中継ぎ 広島

プラスワン枠、唯一の投手指名。この投手指名には理由があって、
現状守備固めを考えなくて良い(ウォーカーは走力Bあるから大丈夫やろ)、代打を送らないといけなくなるほど打撃力が致命的な選手が居ない。
そして、スタミナに乏しい谷元を万全にサポートする為に中継ぎを1枚増やすべきと判断した。

チーム全体像

打線に大穴はなく、基本的に中村が出る。出なかったらイチローが出る。イチローを松山が返す。松山が返さなかったら浅村とヌニエスでなんとかする。ウォーカーが調子良かったらなんかする。
中村イチロー松山が塁に居たら浅村が満塁男発動させてSLAM。これで勝つる。

大会結果まとめ


全体指名結果
G2結果
G1結果

※全体順位決め方法
リーグ優勝 5P
2位 3P
3位 1P
日本シリーズ進出1P
日本一1P

結果的に私はG1内の2位という結果でした。惜しい。
しかも負けた原因がたった1Pで、下剋上されたのが最大の原因。
CS許せねえ。

ってなわけで、全員の指名講評を書かせていただきます。

G2 8位 レモン軍 0P (-190) 

厳しいことを言うと残念ながら当然の結果
実は最初に村上宗隆のクジを外した後に、ハズレ1位の指名を送ってきた時、ハズレ1位指名 茂木栄五郎 の文字を観た時に戦慄した
同じサードでもG岡本が残っていたのになぜそうなったのかは本人のみぞ知る。

参加者から総ツッコミが入ったのは、12位のエチェバリア。ここでショートであるエチェバリアを指名し、5位で指名したはずの安達がショートではなくセカンドへと回る結果に。
守備力的なことを考えると、例を挙げるならDe柴田を5位指名してることと同義のスーパーオーバーピックへとなり替わる指名だったので、非常に勿体なかった。

チェンと松井雅人指名は面白かったと思います。

G2 7位 ろう軍 3P (+29)

なんだかんだ参加数的にも初参加者にも負けたくないところではあったが、勝率こそ5割超えもポイント制度による順位決めの為にこの順位に。
本人が自信がないと言っており、投手のピック力がもう少し伸び切ればという点もそうだが、今回一番勿体なかったのが、10位指名のオスナのところである。
打撃力的に飛びつきたくなるのは分かるのだが、これによってセにも関わらずDHを中盤で埋める結果で他球団に差をつけられてしまった。前回最終ピックアップ枠でうまい指名を見せていただけに少し残念だった部分でもある。とはいえ4番手の玉村はナイスピックだった。
鍵は投手ピック、そして、自分のチームに何が足りなくて何が必要で何を得ればチームとして強くなるのかを把握することです。引き続き頑張ってください。

G2 6位 HIDE軍 5P (-59)

割と好きな選手を指名している印象。山本由伸ではなく柳にいったのを見て「お?」と思ったのだが、その山本由伸を指名した軍よりも上の順位。更に初参加なのだからアッパレです。
1つだけこうすればよかったなと思ったのは、6位のC野間指名。
ドラゴンズの選手としても圧倒的に成績を残すだろうD大島が残っていたのに、贔屓球団なのにこれは勿体ないなという印象。
個人的には9位牧原は絶妙な位置でのピックだったなと好印象。次回も機会があればどうぞよろしくお願いいたします!

G2 5位 ジムノッキー軍 10P (-85)

実はG2内で3位予想をしていたのだがあえなく予想撃沈。
4位甲斐指名は、前回大会の指名を参考にされていたのだと思うが、あれも当時指名段階でかなりオーバーと呼ばれてたのがちょっとネックだったか…。
計算出来るだろう打者が、山田哲人と波の激しい中田翔のみだったので上位でもう1人2人ほどは打者が欲しかった。
2位で千賀という完投出来る力の投手を指名したのならば、3位で平良という後ろの投手を獲るのはさほど優先度が高くなかったのかな、と。
惜しくもG2内のAクラスを逃してしまいましたが、次回は沢山の選手に目を向けて指名をすると順位が上がってくると思います。冷静に山田哲人と指名したこと、12球団を埋めたことは主催的にポイント↑でした。

G2 4位 イデ軍 11P (+61)

Aクラス。経験者として最低限の意地を見せることが出来たか…?
クジを外してしまったことは不運だったが、何か言及するならば、3位の青木のところ。これで外野一塁が完全にロックされてしまって、後々の指名がかなり窮屈になってしまった
一塁に佐野を回すという判断は悪くないのだが、残っている選手の層的に、一塁と外野はまだまだ選手が残っていて他球団と差がつけられない。ということを考えると他ポジションで差をつける(例:外崎、おかわり中村)指名をすることが優先事項だったのかなと思われる。
選手の評価、分析力はピカ一なので、それを自身のチーム作りに置き換えて今後頑張って欲しい。

G2 3位 サイキ軍 24P (+123)

悪くても2位には居るだろうと思ってたので3位でちょっと驚き。ただ、勝率だけで観た場合はリーグ1位の結果だから、ほんの少しの差だったんだろうと。
単純に1位になれなかった差はどこにあったのかなあと言うと、誤差と言えば誤差はそうだけれども、はごいた軍のウェーバーの指名位置が良かった(G1から球団枠の関係でスリップしてきた選手を1番に指名できる)のがある意味要因なのかなあ…と。

プレーオフからG1で這い上がるのを楽しみにしています。

G2 2位 白小秋軍 26P (+109)

初参加でリーグ内2位フィニッシュ。大アッパレですよ。
先発投手のあまりにも計算が立たなさそうという懸念があってどうなるのだろうかと思っていたが、先発はともかく中継ぎはしっかり固めていたことが功を奏した。
個人的に一番評価したいところは3位の外崎。これで1位指名ショート坂本とセカンド外崎で二遊間というポジションでもある程度の打撃力を固めたことが大きかった。また、5位の中村悠平の指名、G1リーグの大半の者が5~6位で指名を想定していたので、有識者と選手の評価がマッチしていたということの現れである。捕手という選択が難しくなりやすいポジションで、初参加ながらこのピックが出来ていることは非常に今後が楽しみである。
今後G1へ殴り込みをかけてくるのであれば、やはり先発投手のピックがカギとなってくる。是非ともG1たちの強者を食ってかかってきて欲しい。
大健闘。おめでとうございます!

G2 1位 はごいた軍 30P (+121)

「主催、当たりが強くないっすか?笑」と本人から泣きのツッコミを入れられることがあるのだが、まずはG2内で優勝おめでとうございます。
やはり特筆すべきなのは、G1リーグのおじいちゃん達ですらそもそも指名リストに入れていなかったというG戸田。チーム打撃力や守備力の関係もあるとはいえ、防御率は4番手と指名順位を考えるとかなり安定している部類で勝利を重ねていた。優勝へ導かれた最大の要因はこの選手のピックだろう。

次回はいよいよG1リーグへの参加ということで真価が問われる、楽しみにしています。

G1 8位 達一軍 0P (-213)

実はG1内優勝予想してました、ええ。なんでやねん。
敗因の要素として挙げられるのは、パワーこそあれどミート力が高くて打撃成績の安定する選手がほぼ居なかった。ということが1つかなと。
L森脇の勝ち運を狙った意図としては良かったが、どれほどパワーが上がってもバットとボールが当たらなければ意味がないのだ
因みにこれは達一軍に限った話ではないのだが、10位で指名したDe藤田が相当打撃面で厳しいピックとなっていた。守備面を考慮すれば妥当なのかもしれないが、セカンドDe藤田ショートYs西浦キャッチャーM柿沼という布陣だと流石に勝ち運の効果も薄いだろう、と。セリーグ相手に6番打者に市外局番打率の選手を置いてしまったのはかなり反省すべき点である。

次回大会は「幻想パワプロとの相性が悪い」という言葉に逃げず、反省してパワプロを購入しましょう。

(でも今回の優勝者はパワプロ2022は持ってないから何の言い訳にもならない)

G1 7位 ミニゴジ軍 2P (-124)

優勝予想している方もそこそこいらっしゃったのだが残念ながらこの順位に。
実際打線は粒ぞろいだったのだが、粒が揃っている、という点であって大きく差をつけるほどではなかったということだろう。
個人的には3番イチロー4番大山が1つのポイントだと思っていて、大山のチャンスEが相当悪い意味で働いていたのではないのかという印象を受けた。
また、ソフトバンクの枠に困窮して16位尾形を指名するところになった点。尾形は別に致命的な指名というわけではないのだが、明らかに尾形よりは抑えられる選手は残ってはいた。確かにソフトバンクの層は熱いことは間違いないのだが、球団枠はあくまでG1リーグでの話であって、球団縛りのないG2リーグではスパスパと指名されてしまう(13位はごいた軍の泉指名が良い例)から、「この球団だから大丈夫」と高を括り過ぎるのもよくないということ。
全体的な指名を見ればこれは悪手と断言出来る点はないのだが、大きな強みを得ることが出来た指名もなかったのがこの順位の要因だったのかなと感じる。

次回は主催としてプレーオフから頑張ってくださいませ。主催ありがとうございます。

G1 6位 ささみチーズカツ 3P (-123)

割と最下位になりかねないのでは…?と思ってたがある意味で大健闘。(本人も終わった後のコメントで健闘した方と言ってたのは草生えた)。
言及するならば、5位鈴木大地指名のところ。この時点でG1でサードを唯一埋めていないあきにゃんさんを警戒したとのことだが、仮に鈴木大地を指名されたところとて、Ysオスナが残っているからそれでいいのでは…?と思っていた。個人的にオスナがあまり評価がされていなかったのはちょっと驚きだった。この鈴木大地を我慢して、何か別の選手を獲っていたらそれだけ大きく違っていたのではないかと感じる。
あとはパワーある打者がほぼ居なかったことも挙げられる。2位F近藤も打撃力的には悪くないのだが、長打力という点で見るとやはり厳しいものがあった。本人は球団枠気にしすぎじゃねーかと言及していたが、そうやって釣られる方が居るからこそこの球団縛りルールを設ける意義がある(畜生)。

G1 5位 キノカノ 5P (-51)

これまでの参加大会では唯一のBクラス入りなし、借金無しを続けていたのがついに撃沈。なんなら9年目10年目に上振れてポイント獲得していた形だったので、8年目終了時に本人はお通夜だった
さて指名の振り返りとしては、4位C西川のところかな、と。3位の塩見はいいのだが、層の厚くなりやすい外野をここで早々に埋めてしまったこと、割と成績にブレが出やすい選手であることを考えるとやや微妙な指名だったのかなと思われる。
また、下位指名で球団枠に困窮してDH枠としてBs大城と、そもそも投手として燃えやすいT湯浅を指名せざるを得なかった、そこに至るまでの全体的な指名の読みが今回は厳しい部分があったのかな、と。
優勝には近い位置にいると思うのでそろそろ栄光を掴む時を楽しみにしたい。

G1 4位 あきにゃん 17P (+60)

前回大会覇者、3回も優勝しているあきにゃんだったが、残念ながら表彰台を逃してしまった。これは私もウェーバーが隣だったから薄々感じてはいたことなのだが、単純にウェーバー位置とその指名ルールが悪かったのでは説は結構あるのかなと。でもまあ今までリーグ運やクジ運に恵まれて勝ちやすかった回もかなりあったからええやろの精神(オイ
本人も仰ってた通り、4位の京田が1つのポイントで、指名が全て終わった後に「最終指名でDeNA大和獲れるなら京田をあそこで指名した意味が薄れる」と嘆いていたがまさにその通りだったなあと。それでも2回は優勝を経験していたのでやはり強者。次回はウェーバー位置と指名ルールにメスが入るため、今度こそ正真正銘の1位を掴んで欲しい。

G1 3位 さまびと 20P (+120)

貯金こそ1番稼いだが、ルール上の都合で3位という結果に。
勝率上では1位~3位の差もほぼないくらいなのでちょっとした誤差だったとは思う。
ただ、3球団競合の佐々木朗希のクジをブチ当てたので、本人としては是が非でも優勝したいところだっただろう。指名に関しては狙っていたところであろう選手を獲られてもすぐに別ポジションで評価の良い選手の指名に切り替えられていた印象。ただ、球団枠に気を取られ過ぎて外国人枠に困窮するという展開になるとは思ってはなかったなあ…と。
西武枠で奇跡的13位でオグレディが余っていたのにスルーをせざるを得ず、先発4番手として與座にいったところが大きく今大会の潮目を分けたところだろう。與座の実力は4番手としては十分ではなのだが、オグレディを見逃さざるを得なかった点は結構痛手だった。考える要素が多くて難しい、だからこそやりがいはあるんだなと感じさせてくれた指名でもあった。
個人的にはT梅野の指名は絶妙だったと思うが、あの直後で誰かが捕手にいっていたら相当有利に働いていたと思うしそのあたりの「流れ」の部分も結構左右ものだと思う。
次回大会にも期待。

G1 2位 軍曹 26P (+112)

クジ1回外しで2位フィニッシュ!快挙!大アッパレ!(自画自賛)
個人的な反省点としては、Tアルカンタラは阪神枠だったとはいえ4番手として後の方に指名された選手とさほど差がつけられなかったのがもう少し優勝に足りなかった要素だと思われる。
それ以外は戦前の指名傾向予想を踏まえていい指名が出来たんじゃないのかなと。第2回以降欠場もあったとはいえ、しばらく優勝から遠ざかってるのでそろそろ優勝したいところ。

ところで次回欠場して、復帰した際には、表彰台立っても俺ってプレーオフやらされるんですかね…

G1 1位 ひや 27P (+115t)

初優勝!
やはり主軸としては3位に宮崎が余っていたことが非常に大きかった。その他にも今永、T-岡田、勝野とG2指名で見逃された最有力選手をいの一番に指名出来たという幸運にも恵まれた部分はあったと思う。
ただ、それだけに留まらないのが16位指名のワゲスパックだろう。思いのほか最多勝を獲るほどの好成績を残しているがあった印象で、全体優勝出来た要因の1つ。検証なしでこの選手の評価をしっかり理解して指名出来たことは素直に誇ってよいことだと思われる。

さて、次回はディフェンディングチャンプとしての真価が問われる。史上2人目の連覇はあるのか。期待大。

今大会 全体指名講評

私自身の戦前予想にも書いたと思うのだが、打線に致命的な選手が居るところ(セカンドショートキャッチャー)が下位にいってしまい、そこをうまく補填して指名出来たところが上位に来やすくなっていたのかなと。
あとは他球団と明確な差をつける指名が出来たかどうかも大事。これも今後の幻想パワプロで大事に思っていくべき点であろう。

また、自分だけでなく他の方も指名後にまとめて言及していたのだが、「今大会は外野と中継ぎは後回しでいい、代わりに質の良い先発はなるべく早めに取った方がいい」という点である。
全体の指名が始まる前に、全体の指名傾向と選手の評価を予め予想して臨むことも大事だなということが分かったかな、と。

そして最後に1つ疑問点を掲げたいのだが、
参加者は皆さん「事前検証を神格化し過ぎではないか…?」ということである。
これは、今大会優勝者のひやさんが未所持だったから、というわけではなく、検証に頼りすぎて、本来の能力をチェックするという部分が疎かになっているのかなとも感じた。
あくまでも検証は確認程度にすべきであり、何より検証方法に欠陥があった場合に、一気に間違えた指名を繰り返してしまうからだ。
あくまでも検証した者が勝つゲーム大会ではなく、パワプロの能力を眺めて競うゲーム大会であるということは忘れないで欲しい。というのが主催からの願いである。

説教染みた言い方になってしまって申し訳ない。
ただ、これほど沢山の方が参加してくれるということは非常に喜ばしいことであるので今後も是非盛り上がっていただきたいところです。

今後もよき幻想パワプロを!!

ありがとうございました!

次回はこれになりたい。


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