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人生で1番プレイ時間が長いゲーム「信長の野望」

今回はあたくしが、恐らく人生で1番プレイ時間が長いゲーム「信長の野望」についてお話ししたいと思います〜。

「信長の野望」というゲームをご存じない方にご説明しますと、このゲームは「シュミレーションゲーム」にカテゴライズされるゲームです。タイトルに「信長」とあることから「戦国時代」をテーマにしたゲームで、プレイヤーはとある大名となり、城を造り、城下町を造り、兵を集め、戦で敵である大名家を滅ぼして天下統一を目指す。
そんなゲームでございます。

シリーズ1作目は1983年に発売されており、来年2023年にはシリーズ40周年を迎えるかなりロングシリーズなゲームです。制作会社である「コーエーテクモゲームス」は他にも戦国・三国無双をはじめとする「無双シリーズ」で知られています。

そんな信長の野望を初めてプレイしたのは、中学1年生の頃。シリーズ12作目の「信長の野望 革新」をプレイしました。当時、信長の野望というゲームタイトルは知っていました。何故か家にプレイステーションで発売されたシリーズ2作目の「信長の野望 全国版」のディスクが裸の状態であったからです。そのディスクは真っ黒で、赤ワイン色の字で「信長の野望 全国版」とだけ書いてあって、かなり不気味だったことから、手をつけようとはしませんでした。

「信長の野望 革新」を初めにプレイしたのは友達の家でした。いつものように友達の家に遊びに行くと、そのゲームをプレイしている最中でした。当時、歴史に全くと言っていいほど興味がなかった私はそのゲームにも興味を示しませんでした。ただ友達がやっているのを眺めていました。友達はそのまま、プレイをしながらそのゲームの説明をしてくれました。

「最初に、畑か水田と市を作って、兵糧(食料)とお金を確保すんねん。」
「んで、次に兵舎を建てて、兵を確保する。」
「そうこうしてる内に敵がくるから、敵が来るルートに櫓を建てて、進行中の敵を叩く。」

友達は実際にプレイしながら説明してくれたので、とても分かりやすく、内容はすぐに理解できました。
「ほな、次やってみる?」
自分がプレイする番になりました。「信長の野望」というともあり、選択した大名家は無難に「織田家」でスタート。

時は1555年、三本の矢のエピソードで有名な「毛利元就(もうりもとなり)」が厳島の戦いで大内家の家臣であった陶晴賢(すえはるかた)」で破った年。
信長は流行病で急逝した父の信秀の跡を継いで、若干22歳で織田家の当主に。
(一方、22歳当時の私は何をしてたでしょうね。。。)
当時の織田家が治める尾張の隣国には「東海道一の弓取り」と恐れられ、当時1番天下統一に近いとされていた「今川義元」が上洛(京都にある朝廷を収めること)を目論んでいました。

そんな時代背景でスタートした初の信長の野望。
友達の言う通りに施設を建設して数ヶ月が過ぎた頃、

「ふぅ〜う〜ん!(ほら貝の笛の音)」

私  「なにこれ!?」
友達 「敵が攻めて来たね。笑」
私  「え!早くない!?」

史実で今川義元が上洛の足がかりとして尾張に攻めて来たのは1560年の事。史実だと5年の猶予がありますが、あくまで史実。ゲームは違いました。

私  「え、ちょ!どうすんの!?」
友達 「応戦するしかないね。笑」
私  「と、とりあえず信長を大将に、兵を3,000、、3,000!?、3,000人しかおらんの!?」
友達 「せやで。今川は25,000くらいで来てるな。笑」
私  「いや、無理やん。」

(ワー!カキン!カキン!ワー!)
「部隊が壊滅しました!退却します!」
(ワー!カキン!カキン!ワー!)
「敵が城内に侵入しました!」
(ワー!カキン!カキン!ワー!)
「敵に城が奪われました!」
(あなたの城は全て奪われました。あなたの野望はここで終わりです。)

この間約30分。。。

私  「いや、ムズない?」
友達 「ちゃんとイベント発生させればイケるのよ。笑」
私  「イベント??」

「ふぅ〜う〜ん!(ほら貝の笛の音)」
(イベントムービー)
信長  「雨が降って来た。天も我らに味方しておる!皆の者かかれ〜!」
織田軍 「わ〜!」
今川軍 「うわ!織田軍が攻めて来た!逃げろ〜」
(ワー!カキン!カキン!ワー!)
織田軍 「今川義元、討ち取ったり〜!」
織田軍 「えい!えい!おー!!」

「桶狭間の戦い」のイベントのワンシーン

私  「・・・オモロいやん?」
友達 「せやろ?」

ほんの2時間ほどでどハマりした私は友達にゲームを借り、家に帰ってからすぐにやり始めました。
それからは、学校から帰っては信長の野望、休みの日起きたら信長の野望、深夜1,2時まで信長の野望と、毎日やるようになりました。

数年プレイする内、発売された後継シリーズの「信長の野望 創造 戦国立志伝」。
このゲームは自分の中では革新的でした。前のシリーズの「信長の野望 革新」以上に。。。

これまで信長の野望は「織田信長」や「武田信玄」といった、大名を選択してプレイするものでしたが、この「信長の野望 創造 戦国立志伝」は家臣である「柴田勝家」や「羽柴秀吉」などの武将を選んでプレイする「武将プレイ」が導入されました。
初めに領国の内、小さなエリアを領地として大名から与えられます。そこで水田や兵舎を作ったりと内政に励みます。
そのうち大名が隣国から攻められたり、逆に攻めたりすることがあるので、戦に馳せ参じることになります。そこで武功を上げ侍大将や城代(会社で言う副社長的なポジション)、城主などに昇格していき、場合によっては独立し、従っていた大名家を滅ぼし下剋上をすることも出来ます。
このプレイの幅が広がった「信長の野望 創造 戦国立志伝」は死ぬほどプレイしました。

信長の野望の中で私が1番好きなのは「戦」では無く、「内政」です。最初はショボい国が内政をすることによって、金が増えて、兵も集まって、城も強くなっていく。
そこに1番の楽しさを感じています。
もちろん「戦」も楽しいのですが、物量(金、兵糧、兵数)が豊富になると、正直負けることがないので後半はもう面白く無く、、作業ゲーになります。笑

なので、この信長の野望は序盤の5〜10年くらいの、隣国が強くて攻められたら負けそうなギリギリの状態で内政に励みつつ、敵から攻められたら、戦術で上手く乗り切るといった所が最高に面白いです。
もちろん、歴史の表舞台に出てこない、吹けば飛ぶような大名家を選択して、縛りプレイすることもできます。そんな大名家を選択したら最後の最後まで気が抜けないゲームプレイができます。

大名家はどのシナリオを選択するかにもよりますが、最大で100くらいの大名家が存在します。タイトルにもある「織田家」を始め、「武田信玄」率いる「武田家」、「上杉謙信」率いる「上杉家」などの超有名な大名家から、何処の誰やねん!な大名家など様々な特徴を持った大名家が存在します。

2022年7月21日には、最新作の「信長の野望 新生」が「PlayStation4」「Nintendo Switch」「Windows」で発売されます。
少しでも興味を持たれた方は一度プレイしてみてはいかがでしょうか??

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