チョコレイト・ピスコ #5

こんにちは!ローレンツ力です。

今年もこの季節がやってきた。そうは思いませんか。
言わばイクサ…もしくはカラテ。つまりチョコレートだ。
当然の如く過去のチョコレートと被りのないchoice…それは多様性です。
だが過去に紹介したやつを今年は買っていないとかそういうことではありません。好きなチョコは毎年買う、貴方もそうですね?そういうやつです。
ということで今年はこういうやつです。

フレデリック・アヴェッカーのバジルとホワイトチョコレートのドーム

ご存じのとおり、チョコレートにハーブとかを加えるやつは昔から結構あり、私もいくつか喰っては来ています(ラベンダーとかローズマリーとかそういうやつだ)。
だが…あえてここにこのチョコを書いているということは、今までのハーブを入れたタイプのチョコレートよりカラテが強い…そういうやつです。バジルなのかバジリスクなのかは分かりませんが鮮烈な風味が湧きたち、ホワイト・チョコの薄いシェルと融合した結果…私はうまさに唸っていた。
まだ喰っていない貴方は速やかに食べなさい。

Yu Chocolatierのごま油ガナッシュ

セサミストリートはごま油から生まれたと言われていることはご存じですね?つまりごま油を使ったガナッシュはストリートの気配を感じるということです。違います。
ごま油は実際強い風味を持つので存在感が凄く、口の中で溶けてゆく濃厚で強烈なうまみめいた何かを感じることができます。ありそうでなかったUMAMI…カカオとセサミストリートの融合…それはMONSTER…効果発動…。
まだ喰っていない貴方は速やかに食べなさい。

トシ・ヨロイヅカのトリュフ・トリュフ

トリュフと言えば世界三大チーミングたるキノコですが、何か凄くトリュフめいた香りがすることで有名ですね。
そしてトリュフ・チョコレートというやつがあり、キノコのやつに形が似ているからそうゆう名前が付いたという説すらある。
そして送り込まれてきたのはトリュフとトリュフが融合したトリュフ…いわば合神竜ティマイオスのようなものです。
これでもかという程トリュフ(チョコレート)にトリュフ(キノコ)が配合されており、口に入れた瞬間凄まじい香りが炸裂します。チョコ喰った後に口に残る香りだけで飯が食える。サロンデュショコラ限定なのが勿体ない、ヤバイ級インパクトを与えてくれたやつでした。
まだ喰っていない貴方は速やかに食べなさい。

クリスティーヌ・フェルベールのパンプルムース

パンプルムースという響きから何となくカボチャめいたアトモスフィアを感じてしまいますが、実際グレープフルーツです。
グレープフルーツのコンフィチュールにホワイトチョコレート・ガナッシュを合わせた2層のボンボンショコラですが、最強にうまかったです。
チョコレートに使われる柑橘と言えば、大体オレンジ・柚子・レモン・カラマンシーあたりが多いですがグレープフルーツの絶妙なさっぱり感がかなり新鮮であり、そこにバラの香りを乗せたホワイトチョコが加わることで柑橘系ボンボンショコラのイメージが更新されました。100個喰いたい。
まだ喰っていない貴方は速やかに食べなさい。

世界にはまだ見ぬチョコレートが大量に待ち受けている。私が出来ることはそれらを喰い、「Umai…」と感嘆することだけです。
貴方もチョコイートメントしましょう。

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