芸夢乃漉途

こんにちは!六波羅探題です。

たんなる好みや価値観の相違...そんなことで人類は争いを繰り返してきたし、これからも繰り返す。何故なら本質的に人類は争いを求めているからです。そしてここに記載するのは価値観...これもまた争い-IKUSA-なのかもしれません。

ゲームを観るタイム

世の中にはゲームに関する動画とか配信とかがあり、それらを見る人間の数は100億人くらいいます。つまりゲームをやらずに観るだけのやつがいて、それはスポーツ観戦と同じような感じなのでe-スポーツという単語が生まれたりしたのでしょう。もしくは配信や実況をしている人のファンとか、そういうやつもある。

私もゲームのプレイ動画を観るのは好きですが、その際の絶対的な選定基準として「タイムが短いこと」というのがあります。
基本的には、「原則3分、長くても5分」で終わるゲームしか観ません。何故ならそれを超えると長すぎると感じるからです。なんか世に蔓延るゲーム解説動画とかも長すぎるので5分以内にするか、図と文書で欲しい。

上記のような感じの価値観-IKUSA-なので、例えばカードヒーローとかはとても好きなゲームですが1試合ごとの時間が長すぎ、観始めて2分とかで画面を閉じたりします。
逆にSSBMのターゲットを壊せとかは10秒くらいで終わるので完全に視聴することができる。タイム・イズ・マネー...ビジネス...そういったことなのでしょうか?

WMPそして64kbpsの世界

何故このような価値観が私の中に形成されたのか?それを探るヒントは当然アマゾンの奥地にあります。

今はインタネット回線が速く、下り速度が5000Gbpsとか出たりしますね?だが昔は64kだった...適当なP.D.Fとかをダウンロードするにも異常な時間がかかり、昼ご飯を食べてPCに戻ってきてもダウンロードが終わっていない、とか普通にあったのです。動画となると更にファイルサイズが大きく、ダウンロードするのに更に異常な時間がかかり、田畑は荒れ、経済が崩壊する...そういった時代を私は垣間見ました。

そんな時代でもゲームプレイ動画は存在しました。私も動画を作っていました。動画のポイントは当然...「ファイルサイズを切り詰める」ということだ。250KB以内に収めるとか、そういう縛りを課して動画を作成していました。画質とかかなりどうでもよく、何となくどういう動きをしているのかが分かればそれでよかった。そうしなければならなかったのです。

そこで私の中にコスト意識が発生したと考えられます。つまり、動画は短いほどサイズを切り詰めることができるし強い。長いやつは弱い。タイムアタックの記録と動画に対するコスト...その2つが結びつき、タイム・イズ・マネーgあ生まれた...。

これはロートルの独り言

そういう意識が今もあるので、ゲーム実況やR.T.Aとかに興味が湧かないのも当然と言えます。何故なら長いからだ。私がもっとも好きなゲームであるロックマンのR.T.Aですら全編に渡って観るのはかなりダメージを喰らうので、かいつまんで観ることしかできません。(ただしT.A.Sは別であり、メモリ書き換えによるステージ・スキップなどは悪魔的な美しさがあるので観てしまう)

今後もその手のコンテンツを観ることはほとんどないでしょうが、逆に強力なタイムアタック動画は今後も観続けるということでもあります。
これは本当にタイム・イズ・マネーなのでしょうか?マネーとは?時間が歪めばマネーも歪むのでは?誰かが空より高い場所でT.R.P.Gをやっていれば、ダイスの出目によってそういうこともあるかもしれません。

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