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遠いところにいるようで、
隣り合わせのような関係
あなたも同じように思っているのだろうか。

24年生きてやっと気づいたことが、
日本人なのに多くの日本人と感覚が合ってないってことでウチら世知辛いねって笑い合った21:08、さっきまで食べてたパフェの空いた器が意識からフェードアウト、お昼の賑やかな時間よりも閉店間際のこの時間に笑い合える友達。

「街」と「待ち」を聞き間違えた人が聞き返した「遠くの街?」って言葉にあなたを想う。

六月の空は夕方なのに深夜のローソンの青いライトみたいな色をしているから好き。だけど六月の空も「空」だから眺めていても深夜のコンビニの明るさよりも遥かに自由で窮屈な思いをしない。新しいものが恐いまま飛び出してもこの空の色を知っていればなんとかなる。この空の、この季節の、この時間の、その色を知っているというだけで帰ってこれる場所を得た気がして安心して進める。少しだけ今を手放してみようか。知らない景色に触れてみようか。飛び込んだ水の向こうに知っている色を期待すれば知らないところへ辿りつける。
あなたと出会って離れた日の様に。

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