見出し画像

自由詩「初旅行の思い出」

    こんにちは。ローランです。

    今日は、彼女と初旅行に行った男の子のお話しです。とても嬉しかったのでしょう、たくさん惚気を聞かされました。城好きの彼女のためにお城が見えるホテルを選ぶなんて、素敵ですよね。
    なので、その時のエピソードを使わせていただきました。もちろん、ネタにしますよとお伝えしてあります。青い春、ほほえましいですねぇ。

    以前にTwitterで掲載した詩に似ていますが、別物です。誰もが同じような青春の思い出を持つのねと、実感しました。

    そういえば、本当の城に泊まれる城泊なんてのも人気ですよね。城主体験ができるそうで、私はこちらがいいですw

    WBC日本が優勝しましたね!
久々に気持ちの良いニュースを聞いた気持ちがします。

    では、大分話がそれましたが、ご自身の青春を思い出しつつお楽しみ頂けたら、幸いです。


甘~い!春だね


「初旅行の思い出」

彼女との初旅行
新幹線でやって来た
今夜の泊まりは
城の目の前
城好きの彼女のために
選んだ高級ホテルさ

夕食はホテルの中の
高級レストラン
部屋番号を告げ
案内された席は
オーシャンビューならぬお城ビュー
ライトアップされた城が
大きな窓に浮かび上がって美しい

運ばれてくる料理
一皿毎に説明される
コース料理なんて初めての僕は
こんなとき
どこを見ればいいのか
どう返事すればいいのか
戸惑ってばかりで目が泳ぐ
緊張の連続で
もはや料理の味すらわからない

そのとき君の声が聞こえた
「おいしいね」
ハッとして君を見る
満面の笑みで
君は料理を口に運んでいる
その瞬間
これまでの緊張感が
嘘のように消えた
君が喜んでくれている
ただそれだけで僕は嬉しいんだ
僕も笑顔になる
「おいしいね」
二人で料理を楽しんだ
初旅行の思い出

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?