絵が上手くなりたい人へ、絵が上手いは絶対条件じゃない理由
絵を描くのが上手くなりたい。
こう思う人はきっと多いと思います。多くの人が上手くなりたいと思い、繰り返し絵を描きます。
では、なぜ上手くなりたいのでしょうか。
理由を考えたことはありますか?絵が上手くなったその先に何があるのでしょうか。
現在はイラスト生成AIが登場し、綺麗な絵は誰で簡単に出力できます。時間もかかりません。
イラスト生成AIでなく、デジタルやアナログで描くのはなぜですか?
多くの人にとって、絵は手段です。
絵を使って何がしたいのでしょうか。絵が上手くなってSNSで人気になりたい?それとも企業に所属してイラストレーターとして活躍したい?
絵を描くのが楽しいから描いている?
絵を描くのが楽しいだけであれば、上手くなる必要はありません。ただ描いていれば良いだけなので。
自分の中にある表現を突き詰めたい?
自分の表現を突き詰めたいのであれば、SNSで伸びなくて落ち込む必要はありません。他人は関係ないので。
なぜ絵が上手くなりたいのか。
今一度、考えてみるといいかもしれません。
また、イラストは言語とも言えます。
言葉を使って人々に影響を与えたいのであれば綺麗な言葉を並べるだけでは足りないことが多いです。
AIを使っても伸びない理由の1つには、単純にその絵が面白くない=それを生成する人間が面白くないからです。そして、本人だけが満足しているからです。
AIイラストでも伸びている人はいます。伸びているイラストには上手いだけではない理由があるのです。
また、手描きのイラストでも伸びていない人は多いと思います。これも伸びない理由は上手くないからというのもありますが、それだけではありません。
AIイラストと同じで本人が面白くない、もしくはその面白さが相手に伝わっていないのです。相手が何を言いたいかわからないとき、どう反応して良いのかわかりません。
AIが出てくる前から、絵が上手いだけではこの先うまくいかないと言われてきました。
もし上手くなりたいのであれば、相手に伝えることができる表現の上手さ、わかりやすさを身につけることが大切です。
絵の上達=人気になれるではないことに注意しましょう。
絵が描けることだけをアイデンティティにしていてはこの先、自分が求めるものは手に入らないでしょう。
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