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〜職人文化を、次の世代へ〜 NPO法人ROLEは職人の役割を尊重し、衰退しつつある職人…

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〜職人文化を、次の世代へ〜 NPO法人ROLEは職人の役割を尊重し、衰退しつつある職人文化を守り、それを未来に継承することを目的に活動します。 https://www.role-kyoto.com/

最近の記事

2022.6.19 ギター・チェロユニット「パハロロホ」チャリティー演奏会をギャラリー清川にて開催します

3月にオープンした「ギャラリー清川」で初となるチャリティー演奏会を開催します。 演奏するのは、「赤い鳥」の意味を持つギター×チェロユニットの「パハロロホ」。ギタリストストの高井博章(ジュスカグランペール)とチェリストのウィリアム・プランクルのユニットで、京都有名ホテル、東京国立博物館などの演奏会やツアーの合間を縫い各地でコンサートを開催しています。 コンサートに先駆けて、ギャラリー清川にてリハーサルを行った「パハロロホ」。今回は、特別にそのリハーサルの様子もお届けします。

    • 奄美大島の社団法人「居場所づくり支援事業 Um(うむ)」の活動を紹介します

      貧困に苦しむ奄美大島の子どもたちを支援する社団法人Umの代表 原田さおりさんのお話を伺う機会がありました。 原田さんは、2014年から2019年までの5年間、さまざまな事情を抱えた子どもと家族へ支援を行うスクールソーシャルワーカーとして奄美市内の中学校に勤務されていました。 その際、奄美大島の貧困問題を目の当たりにして、このまま放っておくことはできないと決意し、中学校を辞職。私財を投げうって、子どもたちへの食事提供や物資配布、相談などの支援活動を行ってきたそうです。 そして

      • 〈ギャラリー清川〉柿落とし記念「山本宗平絵画展 –ひとつづき−」を開催いたします。

        このたび京都・大徳寺前に〈ギャラリー清川〉をオープンいたしました。その柿落とし記念として「山本宗平絵画展 -ひとつづきー」を2022年3月26日(土)から4月3日(日)まで開催いたします。 日本の伝統文化を支える職人の方々の「今」を、古典的な技法が消えてゆく不安を背負いながら黙々と手を動かす職人の日々を、山本宗平さんならではの切り口で描いた7点が揃いました。 ぜひこの機会にご高覧いただければ幸甚です。 展覧会開催に寄せて 世の中が人の生まれながらのROLE(役割)によ

        • 茨城県大子町の漆の森を訪れました

          茨城県北部の大子町(だいごまち)にある漆の森に、代表の清川とNPOのスタッフが訪れ、大子の漆産業の現状についてお話を伺ってきました。 大子町は、町内に久慈川を有する自然豊かな土地で、岩手県の浄法寺に次ぐ漆の生産量を誇る漆の一大産地でもあります。 しかし、大量生産・大量消費の波に押され漆林の規模も縮小。今では漆掻きとして生計を立てる職人は、片手で数える程度となり産業としての持続が危ぶまれています。 そんな中NPOでは、自ら漆掻き職人として約70年のキャリアを持ち、漆林の維

        2022.6.19 ギター・チェロユニット「パハロロホ」チャリティー演奏会をギャラリー清川にて開催します

        • 奄美大島の社団法人「居場所づくり支援事業 Um(うむ)」の活動を紹介します

        • 〈ギャラリー清川〉柿落とし記念「山本宗平絵画展 –ひとつづき−」を開催いたします。

        • 茨城県大子町の漆の森を訪れました

          代表・清川 廣樹プロフィール

          漆芸修復師・清川 廣樹 1957年4月大阪府生まれ。 幼少より絵を描くことが好きで美術大学を目指していたが、父親が早くに他界したため、高校卒業後、蒔絵師に弟子入りして職人としてのキャリアをスタートさせる。 その後、修復の一線で活躍する複数の職人のもとで研鑽を積み、28歳で独立した。45年間、江戸時代に確立された伝統技法の継承者として、漆を用いた「漆芸」修復に携わる。その対象は社寺仏閣、建築、仏像、陶磁器、漆器、アンティーク家具、古美術品など多岐にわたり、学術関係者からの信

          代表・清川 廣樹プロフィール

          「森 令二・清川 廣樹 二人展 -土と漆-」に代表の清川が参加しました

          2021年12月1日(水)〜8日(水)の間、東京・お茶の水「アートギャラリー884」にて開催の「森 令二・清川 廣樹 二人展 -土と漆-」に、代表の清川が参加しました。 陶芸家・森 令二氏がライフワークとして制作されている馬香炉(ばこうろ)に、漆芸の技術で装飾を施す「陶胎漆器(とうたいしっき)」の作品を発表しました。 森令二氏・清川より展覧会開催によせて 「土と漆」 陶磁器を素地に漆を施した作品が「陶胎漆器」です。 陶芸と漆芸の出会い。その歴史は大変古く、そのルーツは縄

          「森 令二・清川 廣樹 二人展 -土と漆-」に代表の清川が参加しました

          京都市立待鳳小学校 6年生の課外授業を受け入れました

          2021年10月28日、京都市立待鳳小学校 6年生課外授業を受け入れ、代表の清川が日本古来の接着剤で文化財の修復には欠かせない膠(にかわ)の特性や利点、自然素材の素晴らしさについてお話をさせていただきました。 約5年前から毎年課外授業のご依頼をいただいておりますが、2020年は新型コロナウィルスの影響で開催ができなかったため、2年ぶりの受け入れとなりました。 日本産素材を用いた膠の生産は既に廃れており、現在は海外産に頼っている状況です。 そのような日本文化の危機的状況につい

          京都市立待鳳小学校 6年生の課外授業を受け入れました

          「山本宗平絵画展 -この国のかたち-」の開催に協力しました

          2021年10月16日(土)〜31日(日)の間、東京・お茶の水「アートギャラリー884」にて開催の「山本宗平絵画展 -この国のかたち-」の開催に、当法人が企画協力をいたしました。 アートギャラリー884のオーナー・佐野加代子氏の依頼を受け、画家・山本宗平氏を代表の清川と馴染みの深い職人たちの紹介・案内のお手伝いをさせていただきました。 代表・清川より、山本宗平絵画展「この国のかたち」に寄せて 「生の煌めき」を描く画家 「山本宗平さんが職人をテーマに作品を描くことになった

          「山本宗平絵画展 -この国のかたち-」の開催に協力しました