Big Bang Theory S2Ep3 マーベルとスヌーピーのクロスオーバー
本記事のトップ画像は、それぞれ以下の記事から転載・加工して作製しています。この二つを並べた理由は本文中に書いてます。
本投稿タイトルは記事用です。ドラマの正式なタイトルはこちら。
The Barbarian Sublimation:ペニーとネトゲ廃人の法則
アメリカでの放送日:2008年10月6日
ビッグバンセオリーを見ていて面白いなと思ったオタクネタで自分が知っているネタ、調べたネタをまとめておいておくために作ったものです。ざっくりとした背景はこちらもご覧ください。目次もかねて作成しています。
エピソードタイトルについて
日本語のタイトルはエピソードそのまんま、という感じですね。ペニーがネトゲにはまって廃人になって、というお話でしたので。
英語のタイトルは、「The Barbarian Sublimation」。
まず「The Barbarian」。野蛮人という意味ですが、すでにここで二つの意味が重ねられています。今回登場するネトゲは「英雄コナン=Conan the Barbarian」をベースに作られた「Age of Conan」。
「コナン・ザ・バーバリアン」とそのままのタイトルで映画も出てますね。なんと主演はジェイソン・モモア。現時点ではAmazonプライムビデオで視聴できます。
「Age of Conan」もサイトが生きているので、やろうと思えば今からでもできるのかな?(笑
Sublimationというのは化学用語で、ウィキペディアで調べると「昇華」と出てきます。
最初は「昇華」というより「凝華」の意味で使っていると思っていました。
元素や化合物が液体を経ずに固体から気体、または気体から固体へと相転移する現象。後者については凝華(ぎょうか)とも。
(ウィキペディアより引用)
そう考えた理由は、今回のSublimationが「凝華」ではないかと思う理由は、シェルドンが楽しんでいるのはあくまでもゲーム。あくまでも楽しんでいるだけです。
しかしペニーがこれにはまってしまって、チーズケーキファクトリーでのバイトも放置、周りの忠告も聞き入れずに、24時間ゲームにはまってシェルドンの寝室に忍び込んだり、ゲーブルハウザー学部長室にいるシェルドンに電話をかけてゲームのアドバイスを求めたり、親切心で忠告に来たレナードを一刀両断に切って捨てるのは、野蛮人そのもの。
ゲームの世界のキャラクターが、実体化=凝華したという意味ではないかなと考えたからです。
ところが、こちらのサイトでは、このような表現がありました。
Sheldon and Penny are playing Age of Conan (Conan the Barbarian) as the characters "Sheldor, The Conqueror" and "Queen Penelope", respectively, and to the psychological concept of sublimation - transformation of sexual energy into non-sexual endeavors (in this case, into online gaming).
昇華の心理学的な概念 - 性的なエネルギーをそれ以外の努力に変化させること(この場合は、オンラインゲームがその対象)
なるほど。今回のエピソードの途中に、4人とレズリー・ウィンクルの5人が学食で交わした会話や、最後のシーンでペニーがネトゲを抜け出すきっかけを考えると、そういう意味あいがあるというのは非常に説得力があります。
さらにこの観点を踏まえてから見直すと、確かにいろんな場面でこの筋にそったエピソードになっていることが良くわかります。
あらすじ
ペニーは、いろいろと頑張ってはいるものの天職と思っている女優の仕事は見つからず、半年もカレシができず、人生うまく行かないと腐っているところに、シェルドンがネットゲーム、「Age of Conan」をやっているのを見つける。
征服王シェルドア(シェルドンのID)にやり方を教えてもらって「クイーン・ペネロペ」のIDを取得し、ペニーも「Age of Conan」を始めるのだが、あっという間にゲームの世界にのめりこんでしまう。
そして次々と現れる難題やクエストへのお誘いに乗るべきか、断るべきかといったことまで、シェルドンにアドバイスを求めては快進撃を続けるクイーン・ペネロペだったが...
冒頭のシーン
ノートパソコンを膝に、ヘッドセットをつけたシェルドン。「Age of Conan」のゲームに一緒に参加しているクエストメンバーに、これから「アクセルの要塞を攻略する。長期戦になるので膀胱のチェックをしておこう」と呼びかける。いつものようにメンバーのバリーがトイレに行くと言ったようで、「よかろう。待ってはやるが病院に行くべきだ」といった会話は、いかにもシェルドン。
バリーを待つ間に、ドアの外でがたがたと音がするので開けてみると、ペニーが買い物から帰ってきたバッグを抱えてドアを開けようと苦闘しているところ。
ドアが開かないというペニーに、「クルマのキーをドアにさしてるけど、知ってる?」と聞くと、なんと知ってるとの返事。
知ってるならご自由に、とばかり部屋に戻ろうとするシェルドンだったが、抱えていた買い物袋を落として、どんがらがっしゃん!と音を立てたので、「もう少し静かにしてくれない?」とか、このあたりもシェルドンっぽい。
クルマのキーが抜けないと文句を言うので、家の鍵とはタイプが違うと、鍵の種類を丁寧に説明するシェルドン。
それはともかく、どうしてクルマのキーを家の鍵穴にさしたのか?と尋ねると、女優のオーディションに2時間かけて行ってみたら、1時間待たされた挙句、「顔が中西部っぽすぎる」と言って門前払いされたと。
これにも「中西部にはドイツ系やスカンジナビア系の移民が多くて骨格に特徴が、とかこれまたご丁寧に説明し始めるシェルドン。
ここでブチ切れたペニー。そんな説明聞きたいんじゃないのよ!とばかりにこれまでの2年間のストレスをぶちまける。
・LAに来て2年たつのに女優の仕事はゼロ、
・何も達成していないし、
・セックスも半年は御無沙汰。
・やっと帰ってきて階段を上がってくると、なんとハエを食べちゃったと。
・・・そりゃ切れても仕方ないよね、と思ってたら、なんとシェルドン。昆虫をタンパク質として摂取する文化は多い、とか破れてしまった買い物袋にも冷凍食品の結露が紙袋の耐久性を弱めたという、とことん科学的な分析を展開する。
視聴している観客もだけれど、これは笑いますね。
睨みつけるペニーを見て、やばそうとようやく悟ったシェルドン。鍵屋さん呼んだら?と聞くも、既に連絡して「行けたら行く」というつれない返事を聞いてとうとう泣き出してしまう。
それを見てもシェルドン、「鍵屋の無意味な同語反復にイラついている?」と、本当にどこまでもシェルドン節全開!
情けなくなって泣き出すペニーに、どこかで聞いたセリフを思い出して「よしよし」と、近づきもせずに行ったあと、「なんなら部屋に来る?」と誘うようになったのは、「シェルドンにとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な一歩だ」(絶対違うけど)。
ペニー、ここでいったん、誘いを断って「私はこの冷たい床で一人泣いて過ごすわ」といじけてるので、「じゃあ」と部屋に帰ろうとすると、それに切れたペニー。「放っておく気?」と言って、ずかずかとシェルドン達の部屋に入っていく。
シェルドン「やっと皮肉のコツがわかったよ」とあきれ顔。
Sheldon: Just when I think I’ve gotten the hang of sarcasm.
この冒頭部分だけでも、本当はきちんと英語の表現を追いかけたいところですが、それじゃあ終わらなくなってしまうので...
さらに部屋に入ったペニーに「お好きなところにどうぞ」とはいうものの、決して自分のお気に入りのスポットだけはだめというシェルドン。まったくブレないところがシェルドンのシェルドンたるところ。
Age of Conan でのシェルドアとペネロペ
というわけで、紆余曲折を経てようやくゲームに復帰した、シェルドン。この辺の頓珍漢なやり取りは短いのでざっと適当に訳してみました。
Sheldon: Sheldor is back online. (シェルドア、オンラインに復帰)
Penny: Sheldor?(シェルドア?)
Sheldon: The Conqueror.(征服王)
Penny: What are you doing?(何してんの?(
Sheldon: AFK. I’m playing Age of Conan, an online multiplayer game set in the universe of Robert E. Howard’s Conan the Barbarian.
(AFK。ロバート・E・ハワードの英雄コナンの世界観に基づくマルチプレーヤーゲーム、Age of Conanをやっているんだ。)
Penny: Oh.(へぇ)
Sheldon: Sheldor, back online.(シェルドア、オンラインに復帰)
Penny: What’s AFK?(AFKって何?)
Sheldon: AFK. Away from keyboard.(AFK。キーボードから離れる、だよ)
Penny: OIC.
Sheldon: What does that stand for?(それってどういう意味?)
Penny: Oh, I see?(分かったわ、だけど?)
Sheldon: Yes, but what does it stand for?(うん。だからどういう意味?)
AFKがAway from Keyboard、ということで、おんなじ様にOICとOh, I seeをかけたらどういう意味?と返してきたシェルドン。
この英語の略語問題は、アメリカ人でも困りものなのが分かるのは良いことですね(笑
エレン・デジェネレスという有名な女性司会者がいまして、彼女の番組でPTSDのことを話していた人に対して「What's does it stand for?」と同じ様に質問して、「Post Traumatic Stress Disorder」と説明されて、「そうだった!」とばかり「OMG!」と発言したてのを見たことがあるんですけども。
その時の動画が見つかりませんでした。
代わりに、BGT(Britain's got Talents)でも有名なサイモン・コーウェルとの対話の動画でもおいておきます。右側の女性がエレン・デジェネレス。
アイスクリームが溶ける間にID登録からレベル3に大躍進!
廊下では溶けたアイスクリームに猫がやって来て舐めているところにレナードが帰宅。何事かと思いつつ部屋に入ると、ペニーが「レベル3の戦士になった」と喜びの報告。
「OIC」の会話の後、廊下に放置したアイスクリームなどが溶ける間に征服王シェルドアはペニーにゲームのIDを造りレベル3に到達していたということで、ペニーは大喜び。
状況が全く分からないレナードはシェルドンに説明を求めますが、これがまた聞いたことをそのまま言ってはいるんだけど、まったく要領を得なくて草しか生えません。
彼女は車のキーでドアを開けようとし、
それは顔が中西部っぽいからで
セックスは半年ナシ、
ハエを食べた
これで、なぜ廊下には買い物が散乱し、ペニーがネトゲを始めたのか理解できる人がいたら会ってみたいですね。
非ニュートン流体 踊るモンスター
場面変わって、いつもの4人がスピーカーにラップをかぶせ、コーンの部分に白い液体を流し込んでいます。
そしてスイッチを入れて音を鳴らし始めると踊るモンスターが現れて、楽しそうにしている様子。
これは非ニュートン流体と言って、同じような動画が他でも見られます。
非ニュートン流体についてはこのような説明がありました。
流体力学(Rheology)では、コーヒーや蜂蜜のように、与える力によって粘度のかわらない物を「ニュートン流体」といい、マーガリンのように加える力によって粘度が変わるものを「非ニュートン流体」といい、区別している。 非ニュートン流体の具体的な例としてはケチャップ、マヨネーズ、ヨーグルトなどが挙げられる。
へー。もっとも、ケチャップやマヨネーズはスピーカーの上でも踊らないとは思いますが。
ペニー、「Age of Conan」の世界に大ハマり
4人がコーンスターチの液体に躍らせて喜んでいるところに、ペニーがノートパソコンを抱えてやってきます。
非ニュートン流体の説明や、それに乗っかってのハワードのファンキーな動作にもまったく目をくれずに、「ちょっとシェルドンに用があるんだけど」のペニーのセリフに、一同、頭が追い付かずに固まってしまう。
ラージは「レナード」と聞き間違ったかと思ったようですが、ハワードも確かにシェルドンと聞いたと。
ペニー、そんな空気に構うことなくシェルドンにゲームのアドバイスを求め、シェルドンは仕方ないので自ら手を貸していろいろと教えます。
すみませんが、私がゲーム関係は全く詳しくないので、ゲーム内容については何もコメントできませんが、きっとシェルドンとペニーの会話は、「Age of Conan」の内容に正確に準拠しているのだと思います。
ハルクとペパーミント・パティのデート
ここから、本記事のトップ画像に関するやり取りがでてきます。
Sheldon: You’re going to have to learn to do these things for yourself, Penny.
(こういうのは自分でやらなきゃ、ペニー)
Penny: Don’t patronize me, just get the sword.
(上から目線で言わないで。早くソードをゲットしてよ)
Howard: What the frak?*
(一体、なんなのこれ?)
Leonard: Beats me. They were playing all last night too.(さあ、まったくわからない。昨日も一晩中やってたよ。)
Raj: It’s like some kind of weird comic book crossover.(奇妙なコミックのクロスオーバーみたいな感じ)
Howard: Like if Hulk were dating Peppermint Patty.(ハルクがペパーミント・パティとデートしてるみたいな感じだよな)
Raj: I always thought Peppermint Patty was a lesbian?(ペパーミント・パティはレズビアンだと思ってたんだけど?)
Leonard: No, that’s Marcie. Peppermint Patty’s just athletic.(違う。それはマーシー。ペパーミント・パティは運動が得意な子)
*ハワードの「What the frak?」ですが、辞書によればバトルスター・ギャラクティカで用いられた、由緒正しい毒づきの言葉だそうです。いろいろ、芸が細かいですね。
【自他動・名・間投】〈俗〉=<→fuck>◆【語源】『Battlestar Galactica』で卑語の代わりに用いられた毒づきの言葉。
ここでハルクはもちろんわかります。
あの緑色のモンスター。マーベルの映画でも大活躍していて、知らない人が少ないくらいではないでしょうか?
それでは、ハルクが奇妙なコミックのクロスオーバーでデートしているペパーミント・パティは誰でしょう?
スヌーピーの登場人物の一人で、なんと服装がこちらも緑色。
リンク先にもありますが、勉強は苦手だけれども、運動神経が抜群でチャーリー・ブラウンに気がある女の子のようです。
まるでペニーそのものですね。このエピソードのペニーは緑色の服を着ていませんでしたが。
一方、ラージが勘違いしていてレナードに訂正されたマーシーというのはこちら。
日本の公式サイトには「それ」らしいことは書いていませんが、こんな記事がありました。
マーシーとペパーミント・パティはとても仲が良く、レズビアンという噂もあるとし、なんとビッグバンセオリーのこのシーンのことまで書かれていました。
Rumors
It is rumored that Peppermint Patty and Marcie are a lesbian couple. Many people interpret the two as lesbians and this has been reflected in references on television shows such as Saturday Night Live, "Scrubs", Family Guy, Robot Chicken and The Simpsons. On The Big Bang Theory, characters Wolowitz, Raj and Leonard argue about whether the two friends are lesbians—while Raj thinks that Peppermint Patty is the lesbian, Leonard thinks she is just athletic and that Marcie is the lesbian.
Charles M. Schulz denied that there was any truth in the rumor, saying that the characters are supposed to be very young children and they both have crushes on Charlie Brown.
しかし、原作者であるチャールズ・M・シュルツ氏は、二人ともとても小さく、さらにどちらもチャーリー・ブラウンのことが好き、としてどちらのレズビアン説も否定しているようです。
たしかに、スヌーピーの世界には似合いませんね、その設定。
マーシーのレズ説はさておき、シェルドンとペニーがネトゲにはまって仲良くしているのを「奇妙なコミックのクロスオーバー」と表現したのは全くその通り。
ハワードがハルクとペパーミント・パティとデートしてるみたい、というのも、上述の通り非常に喩えが上手いですね。
それにしても、アメリカで日常会話っていうのは、こういうのも飛んでくるっていうことですわね。改めて。
シェルドンの寝室に忍び込むペニー
さて。真夜中。眠りにつくシェルドンの部屋にペニーが忍び込んできて、またまたゲームについてのアドバイスを求めます。
なにやらシェルドンの寝室で物音がする、ということで起きてきたレナードに聞こえる会話は、普通なら誤解を招きかねないものばかり。
出てきたペニーも、「パジャマのズボンをはいてないから入っちゃだめよ」って、パジャマをつけてるかどうかにかかわらず、普通はいらないよね?
ゲーブルハウザー学部長の部屋にも電話
場面変わってゲーブルハウザー学部長の部屋。レズリー・ウィンクルともめた様子で、二人でゲーブルハウザー学部長の前にいる。
学内規則を持ち出してトラブルの仲裁するのは学部長の仕事、と詰め寄るシェルドン。何をしたのかね?と尋ねる学部長にレズリーが答えて曰く、「マヌケ博士と呼びました」。
ゲーブルハウザー学部長が、ウィンクル博士も謝罪しているのだからということで面倒な話を片付けようとしたけれども、レズリー本人も「謝ってません」と答えて話をこじらせる。
そこにまずはシェルドンのスマホに電話。これを無視したところ、なんと学部長の部屋にある固定電話にかけてきた相手はペニー。もちろん、電話の内容はゲームのこと。
きまり悪そうに電話も切るも、学部長とレズリーにあきれられて追い返されてしまう。
「とっても嫌なシェルドンになるぞ」
学部長の前でも恥をかかされたシェルドン。家に帰ってくるなりレナードに、ペニーのせいで夜は眠れず、仕事も邪魔された、なんとかしろ!と迫るも、「そもそもゲームをペニーに教えたのは君じゃないか」とレナードに切り返されると、「そもそも君がペニーに声をかけて知り合いにならなければこんなことになっていない!」と逆切れ。
僕には何もできない、とレナードが言うや否や、「なんとかしないと、僕と暮らすのは厄介になるぞ」と言い出すシェルドン。
なんと今までのシェルドンは、「ハッピー・ファンタイム」シェルドンだったらしい(笑
それを聞いて、直ちに説得に飛び出すレナード。
ペニーの部屋に行って、なんとか説得しようとするも失敗。ちなみにここでペニーが「クイーン・ペネロペ」を名乗っていることが判明します。
そして、完全に人間であることをやめてて、チートスが髪に絡まっているのも気にせず、それを取って食べだす始末。会話にもならない。
仕方なく、レナードも自分のIDで「Age of Conan」にログインしてペニーに話しかけるも一刀両断にされてしまって、説得などどうしても無理、という状況に。
レナードの説得も失敗し、眠れなかったのはシェルドンともう一人
場面変わって、大学の学食。ラージがトレイをもって席に着こうとすると、シェルドンが座ったまま眠っている。どうしたのか聞くと、ゲームで一晩中眠れなかったと。
ハワードも眠れなかったけど、別の理由とのこと。クエストのメンバーの一人として参加してたという意味なんだと思いますが、ゲームは詳しくないのでこの辺はちょっとよくわからないところ。
そこにレズリーがやって来て、ペニーは性的な欲求をゲームで満たしているだけとの説を開陳。
レナードは彼女の説には反対で、単に自信がないからゲームに逃げているだけと主張するもシェルドンが珍しくレズリーに同意。ハワードもレズリーに同調。相手が必要ならハワードが、と名乗り出るも全員から無視されるものの、シェルドンが「相手が欲しいなら探そう」とばかり、後ろの席に座っていた人に「そういう相手を探している?」と声をかけて見事、電話番号をゲットする場面は、一人シェルドンが頓珍漢な方向に突き進んで、またまたレズリーからマヌケ呼ばわりされるはめに。
ここは非常に簡単な英語のやり取りで、レナードの当惑とレズリーの嘲笑する笑顔が印象的な場面。
Sheldon: Yeah, yeah, enough debate, I’m going to take action. (Leans over to a good looking man on a nearby table.) Excuse me, are you currently involved in a sexual relationship?
Man: No.
Sheldon: Would you like to be?
Man: Uh, sure, why not?
Leonard: Sheldon…
Sheldon: Zip it pip it. Can I have your phone number?
Man: Uh… (checks out Sheldon’s package) Yeah, yeah. (Pulls out pen and writes it on Sheldon’s hand.)
Sheldon: There, problem solved.
Leslie: Dumbass.
シェルドンの勘違いがさらに暴走して
場面変わってペニーの部屋。
ますますゲームにはまって収集が付かなくなっているペニー。エナジードリンクを飲み、げっぷも気にせずのめりこむ。
そんなペニーを横で妙な感じでおだてながらペニーの年齢やら、行きたい場所、パートナーに求める態度を聞き出していく。
何しているのかなと思いきや、オンラインデートサイトにペニーの情報を登録しているところ。
一通り聞きだしたのか、再度場面が変わってシェルドンとレナードの部屋。レナードが帰ってくると、見知らぬ男性が一人座っている。大学の学食の彼とも違う人。名前はトムとシェルドンが紹介したが、シェルドンがオンラインデートサイトで探し出した相手で、ペニーにピッタリだと。
大学の学食での失敗をレナードは説明したと言っているので、自分が仲介するのがダメならということでオンラインデートサイトに勝手に登録したらしい。レナードは嫌な予感しかしない、と言っているところにペニーが入室。
シェルドン、大喜びで二人を引き合わせようとするも、ペニーはトムには目もくれずにゲームの世界に戻っていく。
ペニーがゲームが抜け出すきっかけは?
再度、ペニーの部屋。クイーン・ペネロペにクエストの誘いが来るがなんと、ハワード本人。
相手がいないということで、しかたないわねとついていこうとするも、ふと「これはヤバい」とばかりAFKも言わずにパソコンを閉じて、正気に戻る。
ハワード、よほどキモイと思われてるんですね。
今回はゲームの世界の話がメインで、あまりなじみがなく、かろうじてハルクがでてきて、スヌーピーの登場人物がいたので、うちらしい部分がありました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメントなどいただけましたらありがたいです。
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