Big Bang Theory S1Ep9 レナードのプレゼンとスーパーマンの都市

この記事のタイトルは、ドラマで取り上げられているネタからつけたものです。ドラマの正式なタイトルはこれ。

The Cooper-Hofstadter Polarization:オタク青年とプレゼンの法則

ビッグバンセオリーを見ていて面白いなと思ったオタクネタで自分が知っているネタ、調べたネタをまとめておいておくために作ったものです。ざっくりとした背景はこちらもご覧ください。目次もかねて作成しています。

あらすじ

レナードに学会で発表してほしいとのレターを捨てたシェルドン。レナードはそれを見つけて、発表に行こうとする。

ボトルの町キャンダー

レナードが学会の発表に行くためのスーツをペニーと一緒に選ぶシーン。
小さなおもちゃをクローゼットから取り出して、ペニーがなにこれ?と尋ねると、レナードが「ボトルの町キャンダー。キャンダーはクリプトン星の首都だった。敵が小型化したけどスーパーマンが奪還した」と説明するけど、ペニーはあんまり反応しない。レナードが「男にはウケるんだけど」と愚痴を言う。

これはスーパーマンの原作コミックの設定を踏まえたセリフ。
特に、このシーズン1が放送された2007年には、「ボトルシティ・オブ・カンドール」という小説が発売されたので、それを受けて作られたミニチュア。

レナードが持っていたのは、この小説の表紙とほとんど似たような形状だけども、レナードのはボトルの外側にケーブルのようなものが付いていた。いろいろと探したけど、見つからない。当時のキャンペーン商品なのだろうか?

ちなみに日本語翻訳「ボトルの町」は、英語のセリフと画面から訳したものと思われます。

キャンドーという首都をボトルに再現した町と思って訳したのでしょうけれども、首都カンドールが敵によってボトルシティに縮められてしまったので、ボトルシティそのままにするのが正しいのではないかと思います。

また、Amazonプライムの日本語字幕では「キャンダー」となっていますが、元の綴りはKandorで、アメコミの翻訳本などでは「カンドール」と書かれることが多いはずです。

敵=ブレイニアック

おなじくレナードのセリフはAmazonプライムの字幕では「敵」と訳されていますが、原文ではBrainiac。これもコミックで登場するスーパーマンの敵。クリプトンで作り出された人工知能で、スーパーマンのドラマではゾッド将軍やダークサイド、ドゥームズデイなどと並んで、必ずといってよいほど登場します。

DCのスーパーマンには多少思い入れがあるので、こういう部分には反応してしまう(笑

この記事も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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