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生命の発生と過程

その一

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生命は自然発生したのかしなかったのかは過去多くの議論を呼んできた。
所詮素人の私にわかるはずがない。では専門家が全てわかるのでありましょうか
そんなことはないはずです。
宇宙のビッグバンによって大量の水素とヘリウムが生成され、星の内部の核融合反応でより重い元素が作られていったことはよく知られている。そうなんだろうとはここまでは素人の私までなんとか理解できる。

しかし、こうした元素から生命の起源となるアミノ酸のような複雑な分子がどのようにして生まれたのかについてはまだよく分かっていないのです。
私などに比べとてつもなく優秀な科学者たちは隕石に含まれる分子の質量分布と化学進化のシミュレーションの比較で、生命が誕生する約90億年前の初期宇宙からアミノ酸が既に存在していたという。
太陽の周りを回っていた大量の微惑星が集合して,他の惑星とともに地球が生まれたのが46億年前と考えられます。

地球が誕生した後しばらくは、星屑のような微惑星の落下が地球に続いていた。

地球表面はドロドロに溶け、溶解した地球では,比重の大きい鉄が中心に沈んでコアを作ります。その上をマントルという岩石の層が包みます。。

微惑星の落下が少なくなると,表面が冷えて固まり初め、オーストラリアの堆積岩中に含まれているジルコンという鉱物粒子が44億年くらい前の最古の岩石として発見されています。

地球表面が冷却すると,やがて地球表面から放出された水蒸気が水になって地表に溜まり,海ができました.水の起源については、この時期にたくさんの氷の塊が地球に降り注いで、氷が水になったのだろうと素人的に思っています。
宇宙は青かった。宇宙飛行士は、一様にいいます。これは水が青色の光を反射するからであり、宇宙という外側から見ても地球に立って見ても地球が青いというのは水の惑星であるからなのです。

このようにして水の惑星は誕生した。私の住む静岡県の隣にある山梨県の甲斐駒ヶ岳は一枚の大花崗岩塊の山です。花崗岩は海がないとできないといわれます。

その山塊につながる南アルプスの主峰赤石岳の山頂に露出する岩は赤色です。この赤い岩の正体は海底に溜まったプランクトンの一種放散虫の殻なのです。チャートといわれるその岩石は酸化すると赤色になります。このことから3千メートルを越す日本列島の背骨は、海底が隆起したものと証明されました。

私は毎日天気が良ければ南ルプスを仰ぎ見ています。甲斐駒、仙丈ヶ岳にも登りました。とてもこれら山頂が海底であっとは信じられません。見つかっている最古の花崗岩は約40億年前のものです。ですから、そのころには南アルプスは海だったのです。

赤石、聖岳の大チャートは崩壊し大井川源流に雪崩れ落ちます。大井川本流の水の流れに砕かれ駿河湾の海底に流れ込みます。そして波に研磨され丸い小石となり焼津の浜に打ち上げられるのです。そんな小石に生成流転する時の流れと生命の不思議さが見られていたとは思いもよらないことでした。

その赤い小石を拾い集める少年が自分だったのです。
その二へ

https://note.com/rokurou0313/n/n3440bcda863f/edit


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