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ジャパンカップ、3冠馬が3頭対決!

 
 競馬の小説を書いているのは、当然だけど競馬に関心があるから。そしてやっぱり当然だけど、愛着もある。競馬界が盛んになってくれればいいなぁと、いつも思っている。

 今日のジャパンカップでは、3冠馬が3頭出走するという今までなかった夢の対決が実現する。これがもしコロナ渦の中での開催でなければ、近年まれにみる入場者数になっていたはずだ。かつてのバブル期の15万とはいかないまでも、10万近い客が東京競馬場に詰めかけたはずだ。
 
 しかし今年は、入場制限の中での開催。毎週日曜メイン、大レースに不釣り合いなパチパチと鳴る拍手の中でファンファーレを迎えている。きっと今日もそうなるだろう。
 
 無観客でなければ、春に圧倒的な強さで2冠を獲ったコントレイルとデアリングタクトはもっと世間で騒がれていただろう。とにかく今年は、競馬だけでなく、さまざまなスポーツや競技で活躍した人の評価が低い。いや、低いというよりも、棚上げされたかのよう。「ちょっと今、それどころじゃないんだよね」という感じで。
 
 ということで、心情的には3歳3冠馬2頭を応援している。でも馬券は別。アーモンドアイから。天皇賞が叩き台のように見え、より能力を発揮してラストレースを飾ると予想している。
 
 まもなく発走。できるだけ盛り上がって、話題になってほしい。
 


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