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大型バイク不要論(笑)

これ、YouTubeでもよく取り上げられてる話題なんですけどね、
失礼なことかもしれませんが、僕からするとなんとなく笑えるようなネタなんです。
だって、そんなこと、バイクを買う本人が決めることであって他人がどうこう言うような話じゃありませんからね。
YouTuberの人達が思い思いに動画で自論を語るのを笑ってしまっては失礼なことだと思います。
わかってはいるのですが、正直に言えばなんとなく可笑しいなという気持ちもあったりします。

大型バイクが不要か必要か、それは本人が考える事です。

とまぁ、これを結論にしてしまうとこの記事がこれで終わってしまうので、
もう少し掘り下げてみようかと思います。
が、この話に関しては正しいとか間違っているとかいう類の話ではありません。
それに人それぞれに思いや熱意、気持ち、考え方がありますので人によっては「不要」という答えは正解ですし
他の人にとっては「必要」という答えも正解です。

ですので、YouTuber の方々にもバイク愛好者の方々に対しても、
白か黒か、右か左か、必要か不必要か ではなく
「自分にとって必要ならそれでいい」 と思ってもらえたらいいな・・・そんな思いでこの記事を書きました。

生活面で考えれば誰でももれなく大型バイクが必要な人なんていません。
大型バイクがないと生活できないなんて話は見たことも聞いたこともありません。
もっと言うなら、仕事でバイクを使う人でもない限り、バイクそれ自体が不必要なものです。
そんなことは僕が言うまでもないでしょう。
ところがです、バイク乗りの「心を満たすため」だったらどうか?
と考えると話は一変します。

「心を満たすために必要か」 と問われれば、
「どうしてもバイクに乗らなければ人生に後悔が残る」 という人にとっては必要と言う他ありませんし、
それはその人本人にしかわからないことです。
しかもそれが大型バイクでなければいけないのか?
となれば更に本人の意思ひとつです。

僕は自分自身がそうでしたからよくわかるのですが、
還暦を過ぎて、自分の寿命が70才なのか80才なのか知る由もなく、体力や知力だっていつまで元気でいられるかわからないし、
10代、20代の時とは年齢や体力だけでなく生活環境も人生観もまったく違います。
そんな中で、今バイクに乗らなければ人生に最大の後悔が残るかもしれない、そう思ったからバイク購入を決断しました。
そして更に、残りの人生を考えた時に、若い時のように次から次へとバイクを買い増ししたり乗り換えたりは簡単にはできません。
ですからこのバイクが人生最後の一台になるかもしれないし、
もしそうなったとしても満足できる、納得できる、後悔しない、そんな一台をと思って選んだのがCB1300STだったということです。

ここまではあくまでも僕個人の話ですし、僕自身の背景、カッコつけて言えば僕なりのドラマがあったわけです。
もちろん、人にはそれぞれに背景やドラマがあるわけで、

どうしてもハーレーに乗りたい
日本中の林道を走りたい
国産のビッグツアラーでないと嫌だ
高速道路を使わずに小型バイクで気軽に観光に行きたい

一人一人に色々な思惑があり欲求があり、
それぞれのドラマがありますが、
2つと同じドラマはありません。
そのドラマの中で主人公が乗るバイクは何なのか?
それは大型なのかそうではないのか?

そうやって、人生というドラマの主人公が乗るバイクを決める、
自分が本当に乗りたいと思うバイクに乗る、それでいいのだと思います。


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