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自力本願

昼の休憩時間を使ってニュースを観て、NOTEに記事を書いてます。

今日もバイクの事故で50代の女性が亡くなったようです。
関越道での事故だそうですが、時々僕も通る場所なのでなんとなく身近に感じるので他人事ではないかなという感じでいます。

今日に限らず、バイク事故でバイク乗りが亡くなったというニュースを耳にするのは珍しくはありません。
ニュースになっていないものも含めれば、毎日のように日本のどこかでバイク乗りが怪我をしたり亡くなったりしているのだろうと思います。

バイク乗りというのは、ずっと以前からそうですが知らない人同士でも仲間意識みたいなものがあります。
ツーリングの途上ですれ違う時には互いに手を上げて挨拶を交わします。
「気を付けて行けよ!」
「お前もな!」
手を上げただけの仕草なのに、そんな会話をしているような錯覚さえする、そんな挨拶を交わせるような仲間意識です。
道の駅や高速道路のPAで会話をすることもあります。気軽に声をかけたりかけられたりもします。
だから知らない人のはずなのに、バイク乗りというだけで必ずしも他人事ではないし、残念にも思います。
そして、自分自身も、決して事故を起こさないという保証は欠片ほどもありません。
だからバイク乗りの事故は決して他人事ではないのです。

他の事はどうか知りませんが、少なくともバイクに関してだけは他力本願でいることはできません。
事故を防ぐためには自力本願しか道はないのです。

・バイクに乗る時だけは正常性バイアスに騙されない
・可能な限りプロテクターを装備して乗る
・最大限 運転に集中し、危険予知のためのアンテナの感度を常に最高にし
   常にベストな判断や操作をする
・普段からライディングテクニック、運転技術を身に付けることを怠らない

これらはバイク乗りが怪我をしないためのに、死なないために絶対に欠かせない最低限の必須項目です。
ことバイクに限っては誰一人として自分を守ってくれません。
自分で自分を守るための防衛策を講じるしかなく、それが自力本願です。

きっと今日亡くなったバイク乗りの人も、決して手を抜いていたわけではないと思います。
自力本願でバイクに乗っていたに違いないと思います。
それでも事故は起きるし、事故が起きれば命を落とすこともある。
だから僕は、チャラついた気持ちでバイクに乗るのをやめるべきだと日頃から思っています。

最近は多様性の時代だとか言います。
色んな価値観、色んな考え方、色んな人種、それぞれが認め合う時代です。
だからバイクの世界でも『いろんな楽しみ方があっていい』  とは言えます。
でもバイクの安全面に関してだけは 『いろんな考え方があっていい』
なんてことはまったくありません。
事故を防ぐために自分でできることはすべてやる。
そう思えないならバイクには乗ってはいけません。

これからも変わることなく、僕は自力本願でバイクに乗ろうと思います。
そして、バイク乗りの事故が減ってくれること、心の底から願っています。



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