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バイクのお掃除

久しぶりの掃除

昨日は日曜日だったので午前中だけチョイ乗りツーリングして、午後はバイクのお手入れをしました。
手入れと言っても、簡単な汚れを取ったり埃を掃ったりとそんな程度です。
ドラレコのカメラの角度調整もしたかな。

掃除は重要な情報収集

でも、掃除をしながらあることを思い出しました。
それは、掃除はすっごく大切な情報収集だということです。
情報収集の意味がわからないですよね(笑)
簡単に言うと、今後点検すべき箇所はどこ?
今、パーツの状態がどうなっている?
そんなことをバイクのパーツパーツを磨きながら気にしてしまうので、結果として情報収集になるというわけです。

・オイルやフルードの滲みとか漏れがあれば見つけることができます
・前後のホイールを磨きながらブレーキディスクの痛み具合に気付いちゃい
   ました
・カウルのトリムクリップが抜け落ちてる
・ブレーキフルードの液量は規定内
・エンジンオイルの量が少し多いみたいだし、汚れも前回より出てきたぞ
・チェーンルーブの塗布は追加しなくても大丈夫そうだ

さらっと2~30分程度の簡単な掃除でもこの程度のことは掃除しながらついつい確認しちゃいます。
こうやってマシンの各部の情報が得られるわけで、やっぱりお掃除は大切な行事ですね。

点検計画

マシンの状況がわかってくると、ゴシゴシとマシンの汚れをふき取りながら次のメンテナンスの計画を頭の中でシミュレーションしちゃいます。
やろうと思わなくてもついつい計画しちゃいます。

・ブレーキパッドはまだ大丈夫だけれど、〇月頃にはディスクプレートの厚
   みを測ってみよう
・次のオイル交換の時期をいつにしよう
   注:皆さん3000kmごとにって言いますけど、僕は距離ではなくオイルの
          汚れ具合を見て交換時期を決めます。
・あと〇回ツーリングに行ったらチェーン調整しようかな
・今のうちに注文しておくべきパーツのリストアップ

こんなことが頭の中で繰り返されるわけです。

掃除というイベントのもう一つの価値

まだバイクを購入してから1年、2年という人には当てはまらないかもしれませんが、僕の場合は13年前のモデルなので、それなりい傷みも出てきています。
一番困るのはフレームに発生している小さな錆です。
かれこれ2~3週間前のことですが、エキパイを磨いていて気づきました。
ラジエターをフレームにマウントしているブラケットの付け根に塗装のハゲた部分がありました。
黒い塗装はハゲ落ちて錆で赤くなってます。
まだ小さいのですが放っておけません。
いずれ時間の問題でここから錆が広がるからです。
もちろん、今すぐ緊急に塗装が必要ということではないですが、塗装の方法をどうするか、何時頃塗装すれば良いか、塗装/塗色はどうするか
こんなことも考えていました。
ブラケットはフレームに溶接されていて、取り外すことができません。
なのでこの周辺のパーツをすべて養生テープや新聞紙で覆って、黒いスプレーをシュッとひと吹き。
もちろん、黒い塗料を吹き付ける前にワイヤーブラシか真鍮ブラシでハゲた部分とその周辺を綺麗にし、#1000くらいの耐水ペーパーで下地を整えます。
ハゲた部分は 1cmくらいの小さなものなので、サーフェイサーとかパテ盛りとかは必要ないと思います。
場合によっては筆で塗料をチョチョと塗るだけというのもありかもしれません。
こんなことも見つける事ができるなんて、やっぱり掃除は大切だと改めて気付かされました。

唯一の不満

ひとつだけですが不満もあります。
掃除をしていると、バラしたくなるのです。
例えば、僕のマシンは特にフロントホイールに取り付けられているディスクプレートが大きいので、ホイールのハブにあたる部分とスポークの付け根とかをウェスでこすったりブラシで綺麗にすることができません。
なのでディスクプレートを外して掃除したいのですが・・・
それをやるには十分な作業スペースがありませんし時間もかかります。
かと言ってこのまま放置していると、時間とともに少しずつ汚れは取りにくくなってしまいます。
ガソリンタンクの下のフレームとその周辺に走ってる配線やハーネスだって綺麗に埃を取りたいです。
昔と違って燃料コックがないので一度ガソリンを綺麗に抜いてタンクを完全に取り外したいですが、ホイールと同じように、スペースも時間も十分とは言えません。

一軒家に引っ越したい・・・。
そしてガレージを持ちたい。
これが今の僕の夢です。

掃除という名の点検作業をしました。


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