過去記事より~凹んだ話~
2号くんが8歳の頃の記事を紹介します。
凹んだ話
2009年12月01日(火)
人間、前向きに生きて行かなくちゃならんと思うんです。消極的な、後ろ向きな考えを持って生きていても何も良いことはありません。
どんなに辛いことがあっても前向きに生きていくことこそが、困難を乗り越えていく鍵だと思っています。
我が家のヘタレ息子が言いました。
ぼく、バカだからなんにも出来ないんだ
私の大嫌いな言葉です。
大嫌いな考え方です。
バカなのは否定しませんが、だから何だというんだ。バカだろうがなんだろうが、前向きにポジティブに生きていくことこそが将来に繋がるもんだろ。
とは言っても、子どもにどこまで理解させることが出来るのかはわからない。そこで、こんな例え話をしてやった。
何事に対しても前向きに考えなくちゃならんぞ。
お父さんを見てみ!家族のみんなから
『その腹、どうにかしなさい』とか
『デブ!!!』とか
毎日のように言われていてもそれをバネにして生きているだろう。
何を言われようとも痩せないのは、お父さんが前向きに生きている証拠だ!
面白おかしく説明してやったつもりだったんだ。
笑顔でそうか!わかった!と言ってくれるだろうと本気で思っていたんだ。
しかし、家族全員からの冷たい視線が私の胸に突き刺さりました。
それは違うと思う・・・・・
娘の冷静なコメントを頂いちゃいました。
うん、確かに私も違うと思う。
でも、息子に理解してもらうきっかけにはなったんじゃね?
それでいいと思うんだ。
しかし、そんな冷静なコメントを頂いちゃったらすべてがパ~なんだな。
ま、いつかわかってくれる時がくるだろう。
それでいいさ。
この時の2号くんの反応までは覚えていないが、たぶん響かなかったんだろうな。例が悪かったんだろう。今読み返してみてもバカか!と思う。
もっと真剣に伝えてやらなきゃダメな場面だったんだろう。
2号くんの小さい頃は本当にネガティブな子どもだった。それは中学校まで続いたが、高校生になってから変わった。
その高校には、同じ中学校から進学した同級生がほとんどいなかった。
それが良かったのかもしれない。新しい自分を作り上げることに成功したみたい。リセットできたみたい。
たぶん、自分でもそれまでの自分が嫌だったんだろうと思う。
高校生になって、それまでとは違う生き方をしていた。親から見てもびっくりするくらい方向転換をして、生き生きした生活を送っていた。
それを自分の意志で出来たことに意味があったんだろう。
その後 大学でもすごく明るく楽しい生活を送ってたみたい。
逆に、明る過ぎて大丈夫?何か悩みを隠してるんじゃ?って思うくらい、小さい頃とは変わった。
人ってどこで何をきっかけに方向転換できるのかわからないよね。
そのチャンスをものにできた2号くんは、親から見てリスペクトに値する。
もっともっと自分を好きになってくれ。
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