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商業小説家を続けながら放送大学大学院を修了できた理由7か条 その1

 暑くなってきました。ツバメが飛び交い陽射しはまぶしく、今はもう6月じゃないかと錯覚します。確か8月には放送大学大学院の願書受付が始まるはずです。受験予定の方々のお役に立てるかもしれないので、私自身が2021年度入試に合格し2年で修了できた理由を大まかに、なるべく時系列に沿って書いてみます。

1.人に恵まれた

 受験必勝法ちゃうんかい、とお思いの方もおられましょうが、まずは環境が整っていないとどうもならんのです。
 私は2018年2学期から放送大学の学部(人間と文化コース)に編入学し、2020年2学期に卒業見込みの状態で放送大学大学院に願書を出しました。この時点で周りの人たちに恵まれていたと思います。周りにまともな人や助けてくれる人がいないと始まらないのです。
 お一人ずつお名前を挙げていくとキリがないので詳細は省きます(薄情者)。
 ただ、学部入学前に放送大学の公式サイトでいくつかの授業に触れて「ここにしよう」と思えたことは僥倖でした。既に終了した放送授業ですが『日本の古代中世』では、京都や博多など各地の史跡へ先生方が赴き、現地の専門家と楽しそうに話したり、カメラに向かって解説をしたりしていました。この先生たちに歴史学を教わりたい、と思ったその中に、後に指導教授となってくださった近藤成一先生がおられました。

 ……なんだか自慢のような気がしてきましたが、修了した今でも、近藤ゼミに入れたことが嬉しくて仕方ないのです。

 第2か条「図書館でとうらぶの博多藤四郎を思い出した」に続きます。なんでやねんとお思いの方もおられましょうが、ちゃんと真面目に書いています。ではまたお会いできましたら幸いです。

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