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【8日目】私がネギを殺すまで

そんなこんなで私がネギを殺すまでの日記を書き始めます

8日目、間引きを考える頃🦷

ネギでさえ約1週間でこの成長をするのに
私は1週間バイトしかしてない
バイトから成長を望むのは無理かもしれないから、脳みそでは私の世界を展開してどうにか保っている
そう、私たちは、がんばっている

ネギでさえ私がバイトから帰ってくる度にまた成長しているのに
私はバイトから帰ってきても、、^_^
縮こまって泣いている

何かしなきゃ、ちゃんとしなきゃ、私がやらなきゃ、動け、うごけ
でもうごけないや
でも私は「チャントシオン」
みんなも「チャントミンナ」

大丈夫、みんなはみんなの好きなことしてね
自分ワールドは決して恥ずかしいものではないから

私は小学生の頃、ずっとぼーっとしてました
ずーっとずーっとぼーっとしてたから
みんなが外に遊びに行っても
ずーっと8の字を見つめてぼーっとしてました
国語の時間、教科書の半ページに8の字を(♾←これ)をぼーっとしながら無心で書いてたら、先生に音読を指されてたらしいけど私は気付かなかったからいつの間にかみんな私を不思議そうな顔で見つめてた
隣の男の子が、「すずきワールドだ!!」って言った
その日から私のあだ名は「すずきワールド」
しょうがないもん、♾の輪の中に入ってたんだもん
でも、私はそのあだ名が少しうれしかったのを覚えています
みんなと私は違うんだ!って思ったら、なんだか「唯一無二」みたいな優越感に浸れたから
この感情が、後の「さかみぐら」の「しおん」に繋がっているのですね

そんなずーっとぼーっとしてた私でも、今はこうして一人暮らしで生活できているという現実、表現者になろうとしている現実があるから
みんなは不安定の上に成り立つ茶柱だよ
大丈夫、生きてればなんとかなるよ

とかなんとか言ってみて、私がネギを殺す日はまだ少し遠いみたいです!
どうやって殺そうか考える時間だって、生きてる証!

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