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カメはなぜ浮いていられるのか


先日、神社にお参りに出かけた。お社の周りに池がある、こぢんまりとした小さな神社。池の中には鯉とカメが泳いでいる。「かわいいなぁ」と眺めている時に、ふと疑問に思った。
「カメはどうして浮いていられるのか」
重たそうな甲羅を背負っているのに、顔を水面に出して浮いている。手足をあまり動かしている様子もない。家に帰り早速調べてみた。

結論は

カメは甲羅の内側に肺があり、肺にある空気の量を調整して浮いたり沈んだりしている

そうだ。なるほど。

しかも、カメの甲羅はあばら骨が発達したもの、だという。
甲羅ってカメ特有の物だと思っていたけれど、実は人間が持つ器官と同じ物だったなんて、驚きだ。全く違う物に見えて、実は同じ物から発達しているとは、生き物の体の進化って奥深くておもしろい。

さらに、カメは肺呼吸だけでなく皮膚や粘膜から水中の酸素を吸収できるそうで、冬眠中はこれで酸素を採り入れているとのこと。カメってすごいな。陸でも水中でも呼吸できるって、かなりの強者。

今回見つけたカメはミシシッピアカミミガメと思われる。
カメと言えば、子どもの頃からよく耳にするミドリガメ。ミドリガメはミシシッピアカミミガメの幼名だという事も今回初めて学んだ。
世の中って知らない事ばかりだなあ。

カメについて少し賢くなりました。

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