NSP「みつからないように」(1976)

アルバム『シャツのほころび涙のかけら』から

この頃の NSP はなんか乗っている感じがしますね
どの曲もそれぞれ違った感じでよいの

その中でも一番はこの曲
なんてったって好きなのだ

まずイントロから心持っていかれます…

そして

 ♪ みつからないように
   そっとぬけ出して 僕のところへおいで
   今夜はきみのために 扉を少し開けておくから…

って 平安時代の夜這いかー(笑)

 ♪ 小さな喫茶店を開こうよ…

というこの辺りの不安定なメロディも大好きで

この曲も彼女との将来のことを話してたりして
ひょっとして 一か月あたり前に書いた
「あの娘と日曜日」で "小さな恋だけど 大事にしよう…"
と言っていたのと 同じ彼女なのではないかと思うのだけれど

なんとなく不穏な…
なんとなくこの彼女とはうまくいかないんじゃないか
というような気がしてしまいます

とってもかわいい曲なんだけど
ちょっと不安定なメロディと天野さんの歌声が
そう感じさせるのだろうか

そして最後

 ♪ トゥルットゥルットゥ…

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