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手作りしてみた話

最近はコロナウイルスでマスクが売り切れて大変ですよね。
我が家も接客業の旦那さん、小学生の子供達と不特定多数と接触する機会の多い家族がいます。もちろん私だってスーパー行ったり本屋行ったりするから同じです。手洗いはもちろんですが、やっぱりマスクが欲しくなります。
あまり効果はない、と言われてもいますが何を触ったかわからない手で顔を触ることも多く、少しでも体内に入らないようにできれば、というのが本音です。だけどどこに行ってもマスクは完売。手に入りません。
だけど子供たちには学校でもマスクが必要で使い捨てマスクを愛用していました。私もすっぴんでいいや、とズボラでいたいときは必須アイテムです。どうしても必要になります。

ということで手作りすることにしました。
主婦歴10年以上ですが、何なら家庭科とかもやったから裁縫できるはず歴〇十年ですがいくつになっても苦手です。むしろやりたくない。雑巾も購入派です。まっすぐ縫えないし、測るの苦手だし、今のご時世、絶対に作らないと手に入らないものはあまりない。今までの人生、「手作りをお願いします」という環境がなかったので作らなくても良かったのですが、このマスク売り切れ状況がいつまで続き子供たちの健康を脅かす恐れがある、となると悩みに悩んで「作るしかないのか...」という判断を下しました。

YouTube先生に頼り、Google先生にも頼り、一番簡単な作り方を模索しました。「これならできるかも」と思いやってみたけど、めんどくさい…
しかもダイソーさんで買ってきた生地が小さくこの作り方じゃたくさん作れない。普段手作りしないので「調べてから買う」という概念が全くない私。あぁぁ、どうやって作ろうと思い、自宅にあるマスクを布においてざっくり切ってこんな感じかなぁと縫い代を作りながら何となく作ってみました。待ち針やチャコペンなんて使いません。一発勝負です。裏地はガーゼを縫い付けてそれっぽくなったんです。
ゴムを付けて子供に合わせてみる。すると「おおおお!!!」と家族から歓声が上がりました。マスクじゃーーん!!そこから夕食も食べず(家族は食べてる)片付けも風呂もせず無心で作り出し3枚のマスクが完成しました。
かなりの達成感と自己満足感。ふと時計を見ると3枚作るのに2時間かかってましたw どうしたらそんなにかかるんだ!って自分で突っ込んだくらいです。それでもマスクはできました。

いや、楽しかった。

初めてお裁縫が楽しかったんです。人生初めてでした。無心になって作るってこんなに楽しいんだなぁって思えました。
「作る」ことを「めんどくさい」と思っていたけど、こうやって使ってくれる人を想いながら作るのは嫌じゃないなぁと。できたときに「早く使いたい!」と子供たちが最高のお褒めの言葉をくれてママはニヤニヤが止まりませんでしたよ。

なんてやってたらマスク不足はもうすぐ解消されるそうですね。そっかー、要らなかったかなー。でも本当に店頭に並ぶようになるかはわからないし、作っておけばしばらくは安心かな、なんて思いました。

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