本当にそれ、描きたかった絵だった?

どもー。最近はジャンプルーキーで承認欲求を満たしているロッキーです。

さて、「本当にそれ、描きたい絵だった?」という話をします。

小さいころから絵が好きで、絵を描いてきて、今それが仕事になっているロッキーですが、少年ジャンプの絵に憧れました。

マンガの世界へ入っていくと、あらゆる困難が待ち受けます。
コマ割り、パース、ネームから下書きして本書きまで。

ここで立ち返るのは「あれ?どんな絵を描きたかったんだっけ?」です。

人それぞれですが、ぼくは「瞬時にすべて描きたかった」んです。
コマ割り、パース、ネームから下書きして本書きとか気にしないで、ばばばばばばーーーっと絵を描くイメージでした!
つまり、「ちまちま」じゃなくて「ばばーーん」と描きたかった。

で、「それでいいと思う」に今たどり着いています。
人様の前に出す以上は、ある程度のクオリティは必須です。いくらめっちゃおいしくても、多少盛り付けは意識しないとおいしそうに見えないからです。あ、料理で例えました。

だから私は「コマ割り、パース、ネームから下書きして本書き」を捨てました。(あ、ここから今描いている漫画の話です)

コマ割り、紙ベースで考えると「こういう順で見てもらう」「めくりのときに注目させるように」とかいろいろ考えるんですけど、今スマホユーザーがめっちゃ多いし、「いつか紙にするかも!」とか夢見て紙にするでもなく、「縦スクロール」にしました。

パース、ぼくね、背景が本当未熟です。かっちょいい背景を毎回描けないんです。なぜかってたった1コマ、1秒も見られない1コマのしかも背景にそんなに時間とられたくないからです!!!人物と構図とセリフとストーリーが楽しいので、背景めっちゃ書き込むことをしたことないんです。だから辞めました(笑)

ネームから下書きして本書きをやめて、最初から本書き、にしました。すべて一発描きです。ちょっと雑でもそれが本書きです。なんども同じシーンを描いていると鮮度とモチベーションが落ちるからです。

そんな流れでできている「字人-あざびと-」。
するとどうでしょう。
「めっちゃ楽しい」んです。

なんか人って、勝手に「そうしないといけないだろう」「そういうものだろう」って思うんです。他人にも自分にも。
人と違うことしてたら「普通こうだよねー」って思うし、
自分がなにかしようとしたら「こうしないとだめだよな…」って思うんです。

でもそれで「あなたらしさ」が死んでしまうようなら、それやらないほうがいいと思うんです。自分らしくないことはやらないで、自分らしいことだけでやる。

それを続けていくと、出る杭は打たれるんでしょう。「普通こうだろ」って。

で、さらにさらに続けていくと「こういうのもあるもんだよね」ってなっていく。おれはそう信じているんですよね。

ということで、結論自分がやりたいようにやろうって話でした!


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