自分の「得意」なことがない…と落ち込んだ時に気づいたこと

今の子どもたちは使っているかわかりませんが、
私が小中学生の頃は、「プロフィール帳」というものがあって、数ある商品からお気に入りを選び、友だちに配って書いてもらって、コレクションするのがとても流行ってました。
まだ捨てられず、実家の本棚に眠っています。

それを書いたことある人ならイメージがつくと思いますが、「誕生日」「星座」「好きな食べ物」などの質問に並んでよくある項目に

「得意なこと」

があります。

得意なこと、をすらすら書ける人は、本当に羨ましい。
私には、得意なこと、がありません。
「好きなこと」はたくさん見つかりますが、人に誇れるほどの得意なことはないのです。

職業柄、時々「自己紹介」を書くことがあり、つい最近もあったのですが、
この「得意なこと」の項目に直面する度にペンが止まり、考えれば考えるほど答えが見つからず憂鬱になります。

40年近くも生きてきて、自分は何ができるのか、得意なのか、わからない。
英語が話せる、絵を描く、百人一首を覚えている、バク転ができる、サッカー、ピアノがひける…書かれた他の人の自己紹介を見て、みんなすごいなと感心します。

もやっとした得意なことは、確かに私にもあります。
例えば、ひたすら歩くこと。地上でも山の上でも、1日12時間くらいは歩ける体力があります。
例えば、ひたすら食べること。バイキングでは元がとれるくらい食べたり、ボリューム満点のお店に行ってみんなが限界を超えても私だけ完食できたり、などはよくあります。でも、食べすぎた分をコントロールして体重はキープできます。

でも、こんなことは、書けないですよね。
自分の無能さに、存在すら恥ずかしいと思ってしまう。
得意、と書くには中途半端な技能ばかりだし、周りにはもっと上手い人がいるはず。

また自己嫌悪に落ちていこうとしていた時に、ふとある人の自己紹介表が目に入り、二度見してしまいました。

得意なこと…早起き

え、なにこれ。
体に衝撃が走りました。確かに、早起きは、特技だ。

私も毎日早起きしてる。
3:55起きの生活が習慣化して、もうすぐ1年になる。

自分が得意なもの、特技って、実は身近にあるのかもしれない。
特技が明確になればなるほど、自覚すればするほど、
自分がよりよくわかり、存在を認められるようになるのかもしれない。

自己肯定感の低い私だけど、
もう少し自分を客観的に見て、「得意なこと」を探してみてもいいかもしれないなと思った。

それが、自分を大切にできる第一歩なのかもしれない。

今日も、早起きして、ランニングして、朝のコーヒーを飲みながらこの記事を書けたことに感謝。
そして、この生活をコツコツ1年近く続けられている自分に、拍手。
人には言えないから、noteに書いてみました。

さて、もうすぐ子どもらが起きてきます。
今日も素敵な1日になりますように。

⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎得意なこと、ことかもしれない メモ⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎
下っ腹が出ないように腹筋を続けて得意になった。けん玉で「もしかめ」が延々できる、ランニング、週末は家から出てあちこちのイベントに参加できる行動力、ピザ生地を回転させながら投げて伸ばすことができる、子ども服や子どものグッズをミシンで作る、


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