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旦那に長野県移住をバッサリ斬られた件について。

前回の記事で、
夢の長野県移住に向けて行動し始めたことを
長々と書かせてもらいました。
https://note.com/rokkomotto/n/nf9833b227589

新しいことに向けて動き出す…

キラキラしてて、いきいきした、心の底から力が湧き上がってくるような、わくわくの源を感じる。
私はこの前向きな状態の自分がとても好きで、
この時に限っては「自己否定」とか「無力感」とか、
そんなものは見えなくなっています。

とりあえずワクワクしている、この気持ち…
これを定期的に味わいたい性格なのかもしれません。

しかし、
現実はそう甘くはなく、長く続きませんでした。

タイトル通り、
旦那に、長野県移住をバッサリ斬られました。

斬られる、という事態にやはりショックというか。

反対されたほうが燃える、という人もいますが、
私はわかりやすく、完全に開き直れず、
心にモヤモヤが引っかかるタイプ。

これを押し除けて、前に進めず立ち止まってしまい、
あれこれ考え込んでしまって、
悩みが悩みをつれてくる…

表記の件についてどう考えていくか
どのように行動するべきか
乗り越えなければならないことはなにか

冷静になるために、
心の整理も兼ねて
まとめてみようと思います。


旦那の言い分

長野移住に反対する旦那の言い分は、よくわかります。

田んぼを持つ農家の息子で、田植えは大事な戦力として手伝いを任されています。
村の消防団も人手不足で、結婚後村から離れてマイホームを建てたものの、消防団の活動にはほぼ参加しています。
あの家に住み、田んぼを継ぐつもりは一切ないが、なんとかしなければならないのは自分だ、と思っています。

私にはわからない、村や田舎特有のしがらみ、付き合いがあるのでしょう。
しかし、ご両親が健在のうちに、この先のこと(田んぼ以外にも介護や相続など)について、話をする機会を持ってほしいと思っています。
話しにくいですよね、だってお元気ですから。
冷静に考えると双方にメリットはあるものの、
「早く死ねってことか?」とキレられるかもしれません。
寡黙で、相談せず驚くような行動をとり、田んぼに命をかけているように見えるお義父さん。
口には出さないけど、息子が継いでくれて当然、と思ってらっしゃるでしょう。

旦那からすれば、
わざわざそんなしがらみだらけの田舎に縁を切り、
また田舎のしがらみだらけの村社会の長野県に移住して、楽しいはずはありません。

自分の家も持った。
最近転職に成功し、またこちらで働く意欲も湧いた。
高齢者の両親をサポートしながら、程よく距離を保ち、
子どもたちもなんとか今この土地で育っている。

それを、わざわざ打破して、嫁の言いなりになるなんて、到底思えません。

今後どうしていきたいか(気持ち)


なぜ長野移住に気持ちが向いたのか、自分の気持ちをもう少し深掘りしてみると、いろいろなことから「逃げたい」自分がいることに気が付きました。

逃げる、という言葉は、否定的とか、負け組とか、根性がないなど、マイナスイメージを持ちます。
「逃げない」教育を、私たち日本人は受けてきたように感じます。
「逃げてはダメだ。」
頑張りつづけて、何かがプツンと切れてしまって、逃げた自分を責めて、自らの命を絶ってしまう…そんなことも多いのが日本なのではないでしょうか。

今の仕事。
仕事が終わらない、時間がない、達成感がない、新任の頃と比べて情熱も冷めてきた、この仕事は向いてないのかもしれない。
→「でも、努力がまだ足りない。やり続けたら見えるものがあるのかも」

家族との関係。
家族は仲睦まじくあるべき(本当は仲が悪いけど。)
両親の家の近くに住み、たまには孫の顔を見せに行き、イベントごとは忘れずに行うべし(見せに行くのも苦痛だけど。)
→「これまで育ててもらったのだから、親孝行せねばならない」

夫婦関係。
夫婦は、お互いを思い合い、協力して子育てを乗り越えていくべき。(喋るの面倒。業務連絡くらいしとくか)
たまには飲みながら他愛もない話でもして、コミュニケーションをとるべし。(顔も見たくないし、同じ空間にもいたくないけど。向こうもそう思ってるよね)
→「みんな、何かと問題を抱えながらでも、努力して仲良くやってる。自分も頑張らなくては」

→「こうあるべき」姿を追求することは、幸せなのかもしれません。側から見たら幸せそうに見えます。
自然とできている方々も多く知っています。

しかし、私の場合は、というと、
「べき」そればかりに固執されて、自分の感情に蓋をして、ただがむしゃらにやってきたような、
「自分がない状態」に気づいたのです。

ミドルエイジクライシス、40歳前後で訪れる「今のままでいいのかな」と自分の人生を振り返って客観視する。

軽やかに人生を歩みたい。
好きなことを仕事にして、好きな環境で、好きなものに囲まれて暮らしたい。
無理に仲が良くない人と関わらず、適度な距離を保って、程々の関係性を築きたい。

逃げる、という言葉で片付けず、
自分のあるがままを受け入れて。
軽やかに自分の道を生きる。

それを求める私は、わがままなのでしょうか。
逃げているのでしょうか。
社会不適合者なのでしょうか。

そういう自分をまた「やっぱポンコツだ」と責めて、
今に満足しなくちゃいけないんだ、逃げちゃダメなんだ、と思って生活するのは、20代で経験してきたことです。そして、結果的に病んでいました。

40代、同じことを繰り返したくない。
自分らしく生きたい。
いつまでもポンコツでいたくない。挑戦者でありたい。
やはり、この結論に至るように思います。

今後どうしたいか(行動)

私、そして子どもたち2人で長野移住する。
それもリアルに考えています。

仕事も、家も、家族も、一旦離れてみる。
そして、自分の力で生きてみる。

お前には絶対無理だ、と言われると思います。
世間も知らない、常識もない、生きる力も精神力もそんなにない。また尻尾巻いて逃げ帰るだけだと。

それでも、
やらない後悔より、やった後悔、ではないでしょうか。
今のこの気持ちは、どこに葬ればいいのでしょうか。

ただ、一番心配なのは、子どもたちのことです。
小学校低学年と保育園児、この子たちが、より良い環境で育ってほしいと考えた時に、

1️⃣自然に囲まれた環境でのびのび育つ
2️⃣地域の人に支えられて、人と関わり協力し合える環境
3️⃣母など家族が生き生きとした状態である家庭環境

この3点は必要かなと思います。

3️⃣は、もし私がシングルマザーとして子どもたちを育てることになったら、余裕を持って穏やかな状態で過ごせるのだろうか、金銭的に苦労をかけないか、心配です。
また、父(旦那)と楽しそうに遊び、関わる姿をみていると、父の存在がない家庭になった時の子どもたちのショックは想像し尽くせません。
(あくまで私が引き取った設定。おそらく、旦那に2人の子育ては無理と思っています。)

今後は
1️⃣シングルマザーの友達に話を聞く
2️⃣情報を集め、行動する(移住に関して)
3️⃣自分を高める(副業を考える。スキルを身につける。自己投資をする。)
4️⃣お金を貯める(投資)
5️⃣意思をまとめられたら、落ち着いて両親に話す

今日は1人で大阪に講演会を受けにきました。
人生を変えるかもしれない、ちょっとそんな期待もあります。
いや、人生を変えるんだ、新しい一歩を踏み出す1日にするんだ。
それくらいの気持ちで臨みたいと思います。

いい1日になりますように…

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